グリップの握り方:両手の平は平行に
左手のグリップができたら今度は右手になります。
左手のグリップに関してはこんな記事を書かせていただいていますので、よろしければ参考になさってください。
・【神回】手首のコックが使えるかどうかはグリップで決まる
・グリップの握り方の基本~スライスやフックが出る仕組み
・【グリップの握り方】左手の3本指(小指、薬指、中指)の重要性とは?
・【必見】ロングサムとショートサムのメリット・デメリット。左手の親指の位置について
・【一覧表】左手のこぶしの山の数とスクエア、ウィーク、フックグリップ
・左手の親指がトップでのフェースの向きを決める理由
・ヘッドスピードをアップさせたグリップの握り方
さて、左手のグリップができたら、右手をグリップしていきます。
その際の一番のコツとしては、右手が左手と平行になるようにグリップすること・・・です。
そのためには、左手の平を意識して右手を合わせるといいかも・・知れません。
正しいグリップの形を作る方法
右手と左手の平が平行になるようにグリップするためにちょっとした方法がありますのでご紹介します。
①まず、クラブなしで前傾姿勢をとります。
前傾する際は両足の付け根から前傾姿勢をとるようにしてみます。
両足は肩幅程度に開きます。
よく、前傾する際に腰から曲げる方がいますが、これだと正しい前傾姿勢になりませんので注意してください。
あくまでも足の付け根から曲げるようにします。
また、前傾する際にはお尻を後ろに突き出すようにしてみると、よいかも知れません。
前傾姿勢をとったら、両膝を軽く曲げます。
②次に両腕をぶらりとたらしてください。
そしたら、今度は両手の平を「パンッ」を体の正面(スボンのジッパーの前)で合わせてみます。
ちょうど両手の平が向かい合うような形です。両手の平がこれで平行になります。
③今度は右手を少しだけ左手よりも下にします。
右肩を下げる意識です。右手を少し下にそのままスライドさせるような形ですね。
それからこれは大切なのですが、両手の位置は左太ももの内側の前になるようにしてみてください。
もう一つ重要なのが、右肩を下げる際に背骨も右に若干傾ける・・・ということです。これも意識してみてください。
④今の状態だと左手の指が右手の平の上にあるような状態だと思います。
この状態で右手を少し前、左手を少し下げて、グリップの形を作ってみます。
こういう風に手順を踏んでグリップをすると、正しいグリップになりやすいと思います。
また、両手の平も平行になっているのが確認できると思います。
せっかく左手が正しく握れていても右が平行でないと(例えば左手にかなりかぶさってしまっていると) 左手の動きも殺してしまいます。
多くの方は左手と右手が平行になっていなくて、左手はちゃんと握れているけど、右手がウィークグリップ(かぶさっている)とか、右手はいいのに、左が駄目とか・・・そういうことが多いような気がします・・。
それだと、いくら頑張っても、ストレートボールは打てませんし、スライスやフックを直すのも至難の業です。
親指と人差し指でできるV字も平行に
もう1つ、両手が平行になっているかを確認する方法があります。
それは左手の親指と人差し指とがつくるV字線と同じく右手の親指と人差しが作るV字線が平行であることを確かめるという方法です。
左手の親指と人差し指の間でできるV字は、その方のグリップにもよりますが、おおよそあごから右肩の間を指します。
スライサーの方はこのV字があごを向いていることが多いので、右耳から右肩を指すようにしてみてください。
右手の親指と人差し指でできるV字線もこの左手のV字線と平行になるようにします。
こうすることで両手が平行になっていることがわかると思います。
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↑僕も実践してみました。その上達法やゴルフ理論の感想について書いてみました。一度ご覧になってみてください。