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ゴルフスイング編

ボディターン、体の動きを簡単に身に付ける方法

ボディターン・・・よくゴルフ雑誌やゴルフの本に書かれている言葉です。
体の回転を使って、ショットを打つ・・・そんな意味で使われます。

実際のゴルフスイングは勿論、体の回転だけではなくて、腕や手の動きもそこにマッチしていなければ、良いショットは打てないわけですが・・・体がどのようにスイング中に動いたら思うようなショットが打てるのか・・・ということを知っておくことも大切なことなのかも・・知れません。

体の動かし方を身に付ける

僕はゴルフはボディターンで打つもの・・・という風にはあまり考えていなくて、腕や手と体の動きがマッチしていることが重要なのかなと思っています。(それもボディターンでは重要と言われたりしますが・・・う~ん、少しややこしくなってきました・・(笑))

だけど、その中で体の動きというものも勿論重要で、僕自身、腕や手は使わず、体の回転とその際の体重移動について確認したり、簡単な練習をしたりすることがあります。

機械みたいに正確にターンして、正確なショットを打つ・・・なんてことは、少なくとも僕にはできないと・・思っていますが、ただ、体の動きをシンプルにしてゆくことでショットも安定してくるように思っています。

今回、このページで書かせていただくのは、いわゆるボディターン打法の方法ではありません・・・ただ、このように動かすと、自然と「体の回転を使って、ショットを打つ」というような形のスイングになるのではないかなと、また、手打ちのスイングに比べると、圧倒的にショットも安定してくるのではないかなと・・思います。

さて、前置きが長くなりましたが、早速、体の動きを身に付けるための練習方法について少し書かせていただきたいと思います。

まずこの練習ではボールは打ちませんし、クラブも必要ありません。ボールはあった方がわかりやすくていいですが、なくても何か代わりに目印になるものを地面に見つけていただければそれでも結構です。

最初にボールですが、いつもの7番アイアンを打つ時の位置に置いておきます。スタンスの真ん中よりボール1個程度左でいいと思います。

1)両手をポケットに最初から最後まで入れておきます。その状態で、背筋を伸ばして(猫背にならないようにして)真っ直ぐに立ってください

2)次に、ここは重要ですが・・「両足の付け根から」、前傾してゆきます。7番アイアンを打つ時の構え程度に前傾します

3)前傾したら、膝をほんの少しだけ曲げます。ほんの少しだけで結構です

4)次に右肩を少しだけ左肩よりも下げます。この時、背骨を若干右に傾けます。こうすると右肩が下がります。これで準備ができました。

5)バックスイングをしてゆきます。この背骨の右への傾きを保ったまま・・・体を右に回転させていってください。

左足のかかとを浮かせるヒールアップをいつもしている方はヒールアップしてください。

体を回転させる時ですが、背骨の傾きを保ったままおへそを右に回転させるイメージでもいいかも知れません。顔も右へと自然と回転すると思います。

無理に顔を正面に向けたままだとバックスイングが極端に浅くなって飛距離が出なくなりますから、右に顔(頭)を回転させてあげます。

この時、ボールからは目を離しません。ただ、顔が右へと回転するので、ボールから離れてゆく感じになりますが、それはしっかりと回転できている証拠です。

スイングのトップに来た際、背骨がアドレスの時と同じように右に傾いていることを確認します。

6)今度はダウンスイングに入ります。また同じように右に傾いた背骨の角度を保ったまま・・・・今度は体を左へと回転させてゆきます。

ダウンスイングスタート時には、ヒールアップしていた方は左足かかとを地面に戻すところからスタートします。

べた足の方もヒールアップはしていなくても、左足を踏み込むようなそんな意識でもいいかも知れません。

7)インパクトで一旦止めます。この時、背骨は同じく右へと傾いていることを確認します。右足のかかとは地面から少し浮いていると思います。

頭はボールよりも後ろ(ビハインド・ザ・ボール)になっていることを確認します。

8)そのまま体を左に回転させ続けてフィニッシュで止めます。

右足はつま先立ちになる形になります。右肩は少し左肩よりも下がっていて、体重はほぼ左足にかけます。

これができていると、アドレスで作った背骨の右への傾きもなくなっていると思いますが、それで結構です。

フィニッシュで背骨が反って逆Cのような形になると腰を痛めてしまうことがありますので・・・フィニッシュはできるだけI字フィニッシュの形にした方が体には優しいと思います。

これを何度かスローモーションで続けてゆきます。

ここまで書いてみましたが、最大のコツはやはりアドレスにあって、そこでしっかりと構えてしまえば、後は右に少し傾いた背骨の角度に沿って体を右に回転させると、自然と右足にしっかりと体重が乗ると思います。

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