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ゴルフスイング編

マン振りは必要?ゴルフスイングは何割の力で振るか【プロは○割で振ってます】

今回は、以下の3つについて解説していきたいと思います。

①マン振りをする必要はあるか?
②プロは何割の力で振っているか?
③ゴルフスイングは何割の力で振るのがいいか?

ちなみに以前にはこんな記事も書いています。

目次

①マン振りをする必要はあるか?

最初にマン振り(=100%の力で振ること)をする必要はあるか?

ということですが、アマチュアとプロを比較すると、アマチュアの方がマン振りをしていて、プロはそれほどマン振りをしないことが多いです。

これは以前、ゴルフダイジェストが女子プロ12人を対象に行った調査なのですが、「マン振り(100%の力でスイング)することはありますか?」という問いに対して、

「たまにする」・・・5人
「殆どしない」・・・4人
「全くしない」・・・3人

と回答しています。

これを見るとわかりますが、いつもマン振りをしている人は一人もいません。マン振りをすると回答した人も「たまにする」程度。

つまり、プロは殆どマン振りはしていないわけですね。

これは次でもご紹介したいと思いますが、あのタイガー・ウッズも8割の力を超えないようにスイングすると語っています。

もっとも、プロの場合は仕事としてゴルフをしているわけですから、アマチュアとはゴルフの仕方というものも当然違うわけですが、ただ、アマチュアであっても上級者の場合は、やはりプロと一緒でマン振りをすることは殆どないと思います。

勿論、プロもアマの上級者であっても、場面によってはマン振りしてゆく場面もあるわけですが、ただ、そういった場面はそう多くはない、ということになります。

もっとも、マン振りをして思い切り飛ばすこともゴルフの醍醐味の一つだと思います。

マン振りをすることは悪いことじゃないと思うんですね。

ただ、毎回マン振りをした方がいいか?というと、そうではないと思います。

むしろ、100%の力で振らない方が飛距離も方向性も安定してきます。

②プロは何割の力で振っているか?

じゃあ、何割の力で振るのがいいのか?

ということですが、以前、ゴルフ雑誌、GOLF TODAYが女子プロを対象に行った調査では、女子プロの多くは「7割から8割程度」の力でスイングしている人が多いという結果になりました。

また、ゴルフダイジェストが女子プロ12人を対象にした調査では、12人中11人が7~8割の力でスイングすると回答しています。

先ほどもご紹介しましたが、タイガー・ウッズは通常のショットでは自分の出せるヘッドスピードの80%を超えないように打っていると語っています。

また、過去に女子最強と言われたゴルファー、アニカ・ソレンスタムは6割の力で打つと話しています。

プロ全体を見た場合ですが、プロの場合は、8割程度の力で打っている人が多いと思います。

③ゴルフスイングは何割の力で振るのがいいか?

では、アマチュアは何割の力で振るのがいいか?

ということですが、僕のおすすめは6~8割の力で振ることです。

6~8割と幅がありますが、まずは6割程度の力で振るのがおすすめです。

その6割の力でフェースの芯に当たるようになってきたところで、7割、そして、8割の力で打ってみます。

そうやって、6割、7割、8割を試してみて、飛距離と方向性が最も安定する力加減を探してゆくのがおすすめです。

また、その際に注意したいことですが、最初は遅いヘッドスピードではじめて、まずは芯で打つということに集中するようにします。

そして、芯で打てるようになってきた時点でヘッドスピードを上げてゆくのがおすすめです。

この反対、最初から速く振ろうとすると、芯に当たりにくくなり、ボールも飛ばなかったりしますが、そうすると(ボールを飛ばそうと)もっと速く振りたくなり・・さらに芯に当たらなくなってしまう・・という負のループに陥ったりします。

そうではなくて、

まずはゆっくり振って芯に当てる → スイングスピードを上げる

・・という順番がおすすめです。

少し話がそれましたが、本番(コース)でも、その自分が決めた○割という力を意識すると、ショットも安定しやすくなります。

言ってみれば、スイングにスピードリミットを設けるわけですが、○割と決めてスイングすると、スイングそのものもそうですが、ショット自体も安定してきます。

また、緊張するような場面でも、○割と決めてスイングすることで、意識をその力加減に向けることができます。

すると、緊張する場面でも、冷静にスイングしてゆけるようになりますので、是非、自分にとってのベストな力加減を探してみてください。

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