50ヤード以内のアプローチショットでダフリやトップしない打ち方
50ヤード以内の距離というのは案外難しいショットになることが多いように思います。
フルスイングすることもできませんし、ハーフスイングでは大きすぎたり・・・。
こういうショットで怖いのはダウンスイングで躊躇してしまって、トップしたり、ダフったり、時にはシャンクしてしまうこともありますが・・・そういったミスが怖いわけで・・。
ボールを低く打ってゆけるシチュエーションであればいいのですが、特にある程度ボールを上げないといないような状況でのこの中途半端な距離は難しかったりします。
マスターズチャンピオンがやっていたこと
マスターズチャンピオンのバッバ・ワトソンという選手がいますが、彼はこういうデリケートなアプローチショットで「アマチュアのようにトップしたり、ダフったり、シャンクしたりするのが怖かった」・・・と語ったことがありました。
彼はその苦手意識というか恐怖心を克服するためにある打ち方を考えたそうです。
バッバ・ワトソンは技術的なことよりもフィーリングを重視する選手ですが、そんな彼だからこそ、とてもシンプルに考えようとしたようです。
その彼の打ち方ですが、
1.スタンス幅を狭くして(こぶし一個入るか入らないか位)構える
2.両足はややオープンに構える
3.ボールは左足の前に置く(彼は左利きですので、右利きの方の場合は右足の前にボールを置きます)
4.スイングのことは考えず、ただ、ボールを芝(地面)に打ち込むようにして打つ
ボールを芝に打ち込むようにして(彼は叩きこむ・・・という表現をしていますが)打つ・・・というのはとても面白い考え方ですが・・・
こういった中途半端な距離からのアプローチで一番怖いのはすくい打とうとしてしまうことやダウンスイングでヘッドが減速してしまうことなので・・・ボールを芝に打ち込む・・・と考えることはとてもいい方法かも知れません。
彼はボールを地面に深く打ち込むようにして打つ・・・とも表現していましたが、このようにして打ってもクラブのロフトがボールを上げてくれますし、バックスピンもよくかかる打ち方だと思います。
ちなみに彼は64度のウェッジを使うそうです。
ここまでロフトのあるウェッジはなかなか使う機会がないかも知れませんがロフトが大きめでバンカーショットとは別に使う(バウンスが少な目の)ウェッジを一本バッグに入れておく・・・というのも1つの方法かも知れません。
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