バンカーショットの打ち方: リーディングエッジではなく、バウンスから砂に入れてゆく
バウンス角とは?バウンス角の目安も・・・で少しご紹介させていただきましたが、バンカーショットが苦手という方やバンカーからボールが出ない・・・という方はもしかしたら、サンドウェッジの刃の部分、つまりリーディングエッジから砂に入れようとされている・・・ということもあるかも知れません。
※下の図の赤い部分がリーディングエッジです
バンカーショットで、リーディングエッジから砂に入れてゆこうとされると、クラブヘッドが砂に潜り過ぎてしまい・・・うまくボールを出すことが難しくなることがあります。
バウンスからドスン!と入れてゆく
サンドウェッジは他のアイアンとは少し違った特殊な形状をしていて、バウンスというものがついています。
この↑の出っ張っている部分がバウンスなのですが、この出っ張りがあることで、クラブヘッドが砂に潜り過ぎてしまうことを防止してくれる・・・そんな働きがあります。
ところが、バンカーショットではどうしても直感的にリーディングエッジから砂に入れたくなるもの・・・かも知れません。
ただ、それをやってしまうと、バウンスの良さが生かせず・・・ヘッドが砂に潜り過ぎてしまったり、それを嫌がると砂を薄くとろうとして、ボールを直接打ってしまったり・・・というミスも起こったりします。
そういったミスを防ぐには・・・バウンスから砂に入れてゆくことだと思います。
通常のアイアンショットではそんな打ち方はしませんので・・・最初はちょっと違和感があるかも知れませんが・・・リーディングエッジではなくて、バウンスから砂に入れてゆきます。
バウンスから砂に入れば・・・たとえ、上から鋭角にドスン!とヘッドを落としても・・・ヘッドは砂に潜り過ぎたりはしませんし、結果的には、砂を薄くとるような打ち方になると思います。
リーディングエッジから砂に入れている方ですとか、リーディングエッジから入れて、砂を薄くとろうとされていらっしゃる方で、もしバンカーショットが思うように打てないという方は、バウンスからドスン!と入れてゆく打ち方も試されてみる価値はあるかも知れません。
最初は砂だけを打ってみる
冒頭でもご紹介しましたが、バンカーショットでボールが出ない、ザックリばかり・・・という方は、サンドウェッジのリーディングエッジ(刃の部分)から砂に入れようとされているケースもあるかも知れません。
リーディングエッジから砂に入れようとすると、ヘッドが砂に深く突き刺さってしまうことが多いかと思います。
このような形だと・・・ザックリがどうしても多くなってしまいます。
コツは、リーディングエッジではなく、バウンスから砂にヘッドを入れてゆくことになります。
そのために、ボールは使わずに、まず砂だけを打つ練習をしてみてもいいかも知れません。
最初は練習のために、アドレスをしたらヘッドを垂直に持ち上げて、そのまま下にバウンスから・・・ドスン!と落としてみます。
次に今度は少し斜め右にヘッドを上げて(右利きの方の場合)、斜めにヘッドを落としてみます。(バウンスから)
そうやって角度を変えていって、最終的には実際のスイングのような角度で・・・ヘッドをバウンスから砂に入れる練習をしてみます。
徐々に角度を変えてゆくことで、ヘッドを落とした時の砂の飛び方も変わってゆくと思います。
リーディングエッジではなくて、この練習のようにバウンスからヘッドを入れてゆくと・・・思ったよりも砂が簡単に飛んでゆきますし、また、ヘッドも砂に深く入り過ぎたりすることもないことが体感できるかと思います。
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