女子プロNo.1プレーヤーがやっていた3つの練習方法
全英女子オープンの覇者、ロレーナ・オチョアをご存知でしょうか?
彼女は5年連続で賞金女王の座に君臨し続けたアニカ・ソレンスタムを抜いて06年に賞金女王の座についたゴルファーでしたが、まだ20代後半という若さで、2010年に引退を発表しました。
そんな彼女は「わたしにとってゴルフはバーディをとるゲーム」・・・と語ったことがあります。それだけパットに自信があった・・・ということでもあると思うんです。
実際、彼女はパターの名手としても知られていました。そんな彼女が行っていたというパターの3つの練習方法があります。
ロレーナ・オチョアの3つのパター練習方法
ロレーナ・オチョアが実践していたというパター練習方法、早速見てみたいと思います。
1)ストローク中に頭を動かさない
誰かにパターのストローク中に頭をおさえてもらいます。そして、インパクト後もボールがあったスポットを2秒間見るようにします。
ストローク中に頭を動かさないことはそれだけ重要・・・ということを彼女は指摘しています。
2)目を閉じる
アドレスをとり、ストロークの直前に目を閉じて、そしてストロークします。
ロレーナ・オチョアはこんなことを言っています:
目を閉じてストロークし、腕の動きを感じ取る。腕の動きは遅いほど、安定したパットになります。さらに、目を閉じてパットすることは距離感を学ぶためにも最適の練習方法です。
Reference: How to be a Clutch Putter Lorena Ochoa Golfdigest magazine Sep 09
3)両足をロックして行うパター練習
下半身をストローク中に安定させるために、両膝でやわらかいボールか何かを挟んでストロークする練習をします。
この両足をロックして打つ・・・という方法に似たことをPGAツアーで62勝を挙げ、熱狂的なファンが多かったアーノルド・パーマーも大切にしていました。
アーノルド・パーマーは「パットで一番大切なことは体の余計な動きを抑えること」と語っており、そのために「あること」を心がけていました。
その「あること」とは、両肘と両膝をほんの少しだけ内側に絞るようにして構える・・・ということだったんです。パーマーはこうすることで体の余計な動き、特に下半身の動きなどを抑制していたようです。
僕が注目したのは彼女が「腕の動きは遅いほど、安定したパットになります」と指摘している点。
これはストローク自体もそうですが、パターフェースに神経を集中させている証拠だと思うんです。
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