パッティングのラインの読み方とイメージトレーニング
よく「カップ2個分右を狙う」といった言い方をします。
よくレッスン書などで書かれているのは、曲がるパットでもストレートパットだと思って打つ・・・ということです。
この場合は、カップ2個分右に仮想のカップをイメージして、そのカップに向かって打つことになります。
こうすることでパットはストレートパットと同じようにして打つことが出来ますから、シンプルに考えることができますね。
しかし、このやり方でうまくいかない方もいらっしゃいます。
カップまでのライン全体で見て、曲がり幅をイメージしてゆくタイプの方です。
このタイプの方はライン全体をイメージしたら、そのラインに乗せるようなイメージでボールを打ってゆきます。
直線的に打ってゆくタイプと曲がり幅とライン全体をイメージするこの2つのタイプですが、どちらがいいと言っているわけではありません。
ご自分に合う方法を見つけることが大切なわけですが、ただ、ゴルフをはじめた頃はパットを上手かったのに、色々な知識を身につけてからはパットが下手になった・・・という人はライン全体をイメージする方法がいいかも知れません。
ちなみに僕はどちらも試していますが、どちらかというとライン全体をイメージする方法の方が自分は入るような気がしています。
イメージする→パットを打つ・・・という流れ
さて、ラインの読み方にはカップ1個分右などを狙って打つ・・・すべてのパットを直線のパットとして扱うやり方と、ライン全体のカーブをイメージして、そのラインに乗せてゆくという方法があることを上記でご紹介しました。
ラインを読んだら、後は打つだけ・・・なのですが、何だかわからないけど
「入る気がしない。」
っていう時ってないでしょうか・・・?
勿論技術的なことがそう思わせることもあると思います。
でも例えば、前回のラウンドではそうではなかったのに、今回は全く入る気がしない・・・ということもあると思います。
そんな時は頭の中でちょっとしたイメージを作ってあげると、パットが入るようになることもあるようです。
「入る気がしない」という時もある意味、「入らない」というイメージを頭の中で描いていることになります。
ですので、これを「カップインしているイメージ」にすり替えてしまいます。
やり方は簡単です。パットを打つ前、ラインを読んでいる際などに、「カップインするイメージ」を思い描くだけ。
ここで1つ面白いトレーニング方法をご紹介します。
これはプロゴルファーや他プロアスリートなどの指導をしている松本進氏が自身の著書の中で語っている方法です。
先ほどの「カップインしているイメージ」を思い描く、そしてパットする・・・という手順ですが、普段から練習するととても効果があるようです。
これ、会社とか自宅でも電車の中でも車の中でもどこでもできます。
例えば、そこにパソコンのマウスがあったとしましょう。そのマウスをつかんでいただくのですが、マウスに触れるまえに
・どんな感触か
・温かいか、冷たいか
・硬いか、やわらかいか
・・・といったことをまずイメージします。そして、マウスに実際に触れてみてください。
こういうことを普段からやってゆくと、ゴルフ場でも思うようなイメージがいつでも描けるようになるそうです。
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