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ショートゲーム編

8番アイアンを使うランニングアプローチショット

グリーン周りのアプローチショット。

グリーンエッジからカップまでの距離がある場合に有効なのが、8番アイアンを使ったランニングアプローチショットです。

8番アイアンはウェッジに比べてロフトが立っていますから、グリーン周りではボールを転がしやすく、緊張した場面でも安全に打ちやすいクラブです。

打ち方は通常のアプローチショットの打ち方とさほど変わりありません。

アドレスで体重を左に最初からかけておいて、グリップはハンドファーストにします。グリップの位置がボールよりも前(ターゲット寄り)に来るようにセットします。

このショットで距離感を出したり、芯でとらえるために良い練習方法がありますので紹介します。

1.いつものアプローチショットのように構える
2.左手をグリップから離して、右手の上腕(肩とひじの間)に添える
3.右手一本で打ってみる

このようにして右手一本で打ってみるとボールをすくい上げる癖も直りやすいかと思います。

ポイントはボールを低く抑えることです。そのために8番アイアンを使っているわけですので、ボールを上げようとしない・・・とうことが大事です。

転がすアプローチは「サッ」とほうきで掃くように打つ

宮里藍選手は上記でご紹介したようなグリーン周りのアプローチショットで転がしてゆく打ち方をする際は、「サッ」とほうきで掃くようなイメージで打つと言います。

決してボールをすくい上げようとしたり、また、無理に低く打とうとするのでもなく、ほうきで地面をサッと掃くようなイメージ。

また、藍選手の構え方ですが、

1.ボールはスタンス中央からやや後ろ(右寄り)
2.構えた時にヘッドよりも両手が前に来るように構える(ハンドファースト)

・・・という構え方で、打ち方としては

1.先ほどの、「ほうきでサッと掃くイメージ」
2.バックスインは低く上げて、フォロースルーも低いところに抜くイメージで振る

・・・というような打ち方をしているそうです。

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