ホーム > ショートゲーム編 >
ショートゲーム編

サンドウェッジなどロフト角が大きいクラブでのアプローチショット

グリーン周りのアプローチショットでのダフリやトップなどについては今までも色々とご紹介させていただきました。

少しおさらいになりますが、トップやダフリの大きな原因の1つは、ボールを上げようとしていること・・・だと思います。

つまり、クラブのロフトを信じられず、自分でボールをすくい上げようとしてしまうと、ダフったり、トップの原因になると思います。

地面にあるボールをすくい上げることはできません・・・だからこそ、それをやってしまうとミスになります・・。

でも、人はどうしても、自分でボールをすくい上げたくなるのかも・・知れません。

SWなどでのすくい打ちを直すための練習方法

ロフト角の大きいクラブでのすくい打ちを直すために、おすすめの練習方法がありますので、早速、その練習方法についてご紹介したいと思います。

まず8番アイアンでアプローチショットを10球ほど打ちます。打ち方につきましてはアプローチショットの打ち方をよかったら参考になさってください。

8番アイアンで10球打ったら、同じ構え方で同じようにサンドウェッジやピッチングウェッジで5球打ってみます。

次にまた8番アイアンで10球打ったら、サンドウェッジで5球打ちます。

これを繰り返してみます。

8番アイアンのアプローチショットはロフトをあまり意識しなくていいので、やさしく打てると思います。

ロフトのあるクラブに変えてもやることは一緒だと思うんです。

ショートゲームが得意なプロがボールを高く上げるアプローチショットの打ち方について雑誌や本などで解説することがありますが、あるプロは、ボールの位置をスタンスの真ん中にして、フェースを開いて、ヘッドを払うようにして打つ・・・と語っていました。

その際、ヘッドを返さないようにフェースを上に向けたまま打つ・・・と。

1)ヘッドを払うようにして打つこと、2)フェースを上に向けたまま打つこと・・・これは高く上げるショットを打とうとした時には大切なコツなのだと思うんです。

どうしてもすくい上げたくなるものですが、そんな時こそ、ヘッドを低く出してゆくことを意識されてみてもいいのかも・・・知れません。

使う番手に迷ったら?

グリーン周りのアプローチショットになると、迷わずサンドウェッジなどロフト角の大きなクラブを持つ方も多いと思います。

ただ、ロフトが大きいサンドウェッジが毎回ご自分にとって正しい選択ではないかも・・・知れません。

勿論、好みの問題でもありますが、一般的にはボールは上げるよりも転がす方がコントロールできるものだと思うんです。

ボールを投げる練習法をしてみる

高く上げるアプローチショットは見ていてカッコイイかも知れません。しかし、その高さが本当に必要な場面って少ないかも・・・知れません。

今度、ゴルフ場に行ったら練習グリーンの周りからボールを利き手で持っていただいて、アンダースローでカップに向かって投げてみてください。

そして、できるだけカップに近づけるようにしていただきたいのです。

ボールを高く上げてみたり、低く転がしてみたり。投げる場所も変えてみます。その時、一番コントロールしやすかったボールの高さを出せる番手を実際のアプローチショットでも使うとピンに寄りやすくなるかも・・知れません。

グリーン周りのアプローチショットの基本は、できるだけ早くグリーンに乗せて転がすこと・・・だと思います。

また、プレッシャーのかかったショットでは、高く上げるよりも転がしてゆくことでミスを抑えることができると思います。

勿論、ロフト角が大きなクラブが必要なシチュエーションもあると思います。

ただ、そういったクラブの使い分けをしてゆくことでよりアプローチショットが簡単になるように思います。

スコアが劇的に変わった人が実践したゴルフ理論とは
↑僕も実践してみました。その上達法やゴルフ理論の感想について書いてみました。一度ご覧になってみてください。