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ショートゲーム編

アプローチショットのダフリの原因と防止方法

アプローチのダフリほど悔しいものはないのかも知れません・・。

グリーン周りの短い距離から「ザクッ」・・・これが続くと自信も奪われてしまい苦手意識がどんどん強くなっていったりします・・。

今回はアプローチショットのダフリの原因についてや防止方法、直し方についてご紹介したいと思います。

シャフトの角度とヘッドの軌道

アプローチショットの打ち方と構え方の基本とコツなど今までにもアプローチが上達するコツなどについてご紹介してきました。

アプローチが上手な方の共通点の1つは、ヘッドが最下点に達する前にボールを打っている・・・ということです。

つまりヘッドが緩やかに下降している最中にインパクトをむかえているわけです。

ですから、ボールを打ってから、ボールより先の芝をクラブのソール(底)でなでてゆきます。

最下点よりも前で打つことで、(最下点で打とうとするよりも)ボールをクリーンにとらえることができ、様々な芝やボールが置かれている状態(ライ)でも安定したショットを打つことができるようになります。

では最下点より前で打つにはどうしたらよいのでしょう・・・?

それにはシャフトの角度がヒントになります。

いつものようにグリップしてシャフトの角度を見てください(鏡などで真正面から)。最下点より前で打つにはこのシャフトの角度をターゲット方向に倒してあげる必要があります。

シャフトがターゲット方向に傾いている時にボールに当たれば、最下点より前で打った・・・という証拠です。

そのため、アドレスでもシャフトをターゲット方向に傾けておきます。

ボールの位置はスタンスの真ん中からボール1個分程度右に置きます。グリップの位置(両手の位置)は左足太ももの前にセットします。

体重は最初から最後まで、左足に6割から8割程度、かけておきます。

このように予め構えておくことで、クラブヘッドが最下点に達する前にボールを打ちやすくなると思います。

インパクトで躊躇するとダフる

インパクトで躊躇してしまってヘッドが減速すると・・・ダフリやすくなります。

アプローチショットではクラブヘッドを加速させながら、ショットを打つ必要があります。

インパクトで減速してしまうのは・・・ダフリを恐れて躊躇したり、バックスイングが大きすぎてインパクトで抑えようとしたから・・・かも知れません。

もし、そのようにして、ヘッドを減速させてしまうことがある方は、クラブを思い切り短く持って打つことでダフリを防止することができる場合があります。

右手の人差し指がシャフトにかかる一歩手前まで思い切りグリップを短めに持ってみます。

クラブは短く持った方がコントロールしやすくなりますし、短く持つほど、ヘッドスピードも落ちますので、長く持つよりも大きなスイングができます。

そのため、ヘッドを加速させやすいと思います。

グリップをパターの握り方にする

繊細なタッチであったり、距離感が要求されるグリーン周りのアプローチショットを打つのには、通常のグリップよりもパターを握る際のグリップ、リバース(逆)オーバーラッピンググリップの方がもしかしたら、向いているのかも知れません。

タイガー・ウッズなどもこのリバース(逆)オーバーラッピンググリップを使ってアプローチショットを打つこともあります。

リバース(逆)オーバーラッピンググリップにすることで、ボールに近づいて構えることができますし、クラブヘッドの軌道もパターのように穏やかといいましょうか、ダフリ難くなると思います。

ですので、アプローチショットでダフらないための方法として、パターを打つようにしてグリップを握り、構えることは効果的だと思います。

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