アプローチショットのヘッドアップの直し方と2つのコツ
グリーン周りのアプローチショットで、癖のようにしてヘッドアップしてしまう・・・という方もいらっしゃるかも知れません。
ヘッドアップとは、ボールの行方が気になって、インパクトに集中せずに頭を上げて(ボールの行方を追って)しまうことを言います。
今回はアプローチショットのヘッドアップの直し方について考えてみたいと思います。
ヘッドアップしないように・・・が上手く行かない時は
ヘッドアップが悪い癖だと自分でもわかっていても、なかなか直せないこともあるかと思います。
そんな時、ボールを打った後も、ボールがあった場所を見続ける・・・というのも一つの方法かも知れません。
これでヘッドアップは直ります。
ただ・・・この方法だと体の回転がインパクトで止まってしまうことがあって、それが結果的に手打ちにつながることもあります。
そうなると、ヘッドの軌道が不安定になるので、距離感が合わなくなったり、ダフリやトップが出るようになったりすることもあります。
この場合にできることですが・・・
1)インパクトを見る
一つは「インパクトを見る」という方法です。
実際には、いくらアプローチショットといっても、フェースがボールに当たっているその瞬間を見ることは難しいと思いますが、フェースがボールに「カツッ」と当たっているところを頭の中で(イメージの中で)、「見る」ようにしてみます。
フェースがボールに当たっているところを頭の中で見ようとすると、自然とヘッドアップはしなくなります。(ヘッドアップしようと思っても、できなくなります)
2)体の回転を止めないために、ヘッドを見る
インパクトを「見た」後は、体の回転に合せるようにして、ボールの行方を目で追っても構いません。
ただ、その際にまず、クラブヘッドを見るようにしてみるといいかも知れません。
つまり・・・インパクトを見る → ヘッドを見る → ボールの行方を追う
・・・という順番にしてみます。
インパクトの後にまずクラブヘッドを見ようとすることで、(ボールが合った場所を見続ける方法に比べて)体の回転が止まってしまうことを防ぐことができます。
また、同時にヘッドアップも防ぐことができるかと思います。
もし、アプローチショットのヘッドアップを直したいという時は、
インパクトを見る → ヘッドを見る → ボールの行方を追う
・・・という方法を試してみてください。
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