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トラブル解決編

7番アイアンはハンドファーストで構えるべきか?【答えはこちらです】

こんにちは。ゴルフ総研の森です。

前回、7番アイアンの飛距離の目安とは?7番アイアンが飛ばない原因と解決策もでは7番アイアンの飛距離の目安や7番アイアンが飛ばない原因についてご紹介しました。

今回は、7番アイアンの構え方について、具体的には7番アイアンはハンドファーストで構えるべきか?ということについて解説していきたいと思います。

ハンドファーストとは?構え方とインパクト、ドライバーについても

ハンドファーストとは?

7番アイアンはハンドファーストで構えるべきか?ということの前に、そもそもハンドファーストとは何か?ということについて簡単にご説明したいと思います。

ハンドファーストとは、アドレスをした際、両手(グリップ)がクラブヘッドよりも前(ターゲット寄り)にあることを言います。

ハンドファーストは、アドレスの時点以外にも、インパクトの時点での両手とヘッドの位置を示す上でも使われることがありますが、今回はアドレスでの構え方について解説したいと思います。

ちなみに、ハンドファーストの反対はハンドレイトになります。

ハンドレイトとは、アドレスをした際に両手がクラブヘッドよりも後ろ(ターゲットと反対方向)にあることを言います。

アイアンでハンドレイトで構えていると、スライスや引っ掛けが出やすくなります。

ハンドレイトとは?原因と直し方。ドライバーについても

7番アイアンはハンドファーストで構えるべきか?

さて、7番アイアンはハンドファーストで構えるべきか?

ということですが、これは結論からお伝えすると7番アイアンはハンドファーストで構えるのが基本です。

7番アイアンはハンドファーストで構えてください

でも、何故7番アイアンはハンドファーストで構える必要があるのでしょうか?

この理由は簡単で、ハンドファーストで構えないとインパクトでフェースが開きやすくなるからです

ですので、例えば7番アイアンをハンドレイトで構えているとフェースが開いてスライスが出やすくなります。

また、ハンドレイトで構えていると、特に両手の位置が下の写真のようにズボンのジッパーの前に来ているとフェースが開きやすくなるだけではなく、ダウンスイングでヘッドがボールと目標を結んだ飛球線の外側から入ってきやすくなります。

つまり、ハンドレイトで構えるとスイングの軌道がアウトサイド・インになりやすくなるということです。

これは言い換えると、スライスが出ている方やアウトサイド・インで振ってしまっている方(カットスイングになってしまっている方)がハンドレイトをやめて、ハンドファーストで構えるようにするとスライスもカットスイングも直る可能性があるということです。

7番アイアンをハンドファーストで構る方法

では、7番アイアンをハンドファーストで構えるにはどうしたらいいか?

ということですが、ポイントは2つあります。

1つが両手の位置。もう1つがボールの位置です。

どういうことかご説明したいと思います。

①両手の位置

1つ目のポイントが構えた際の両手の位置です。

ハンドファーストで構えるには、両手が左足太もも内側の前に来るようにしてください。

先ほどお伝えしたように、両手が両手がズボンのジッパーの前にあるとハンドレイトになりますので、そうならないように注意します。

アドレス時のグリップ(両手)の正しい位置。ドライバーからアイアンまで

②ボールの位置

2つ目のポイントがボールの位置です。

ハンドファーストというと、両手の位置に意識がいきますが、両手の位置が間違ってなくても、ボールの位置が間違っているとハンドファーストにはならないんですね。

例えば、7番アイアンで打つ際にボールを左足の前に置いてしまうと、ヘッドが前(ターゲット方向)に出過ぎてしまい、ハンドファーストになりません。(これだとハンドレイトになってしまいます)

ですので、ハンドファーストで構える際はボールの位置にも注意してください。

具体的には7番アイアンの場合は、ボールはスタンス中央からボール1個程度左に置いてください。

7番アイアンのボールの位置はどこがいい?プロはどこに置いている?

この位置はあくまでも目安で持ち球などによっても多少変わってきてOKです。

ただし、上記の位置よりも大きく左に置いてしまうとハンドレイトになるので注意してください。

その他のクラブのボールの位置の基準については図解!ボールの位置。ドライバーからサンドウェッジまでで詳しく解説していますので、よかったら参考になさってください。

そんな形で、

このような形で構えると適度なハンドファーストの形になり、インパクトでもフェースが閉じやすくなります。

また、このようにハンドファーストで構えることで、スライスやカットスイングなども改善していくと思います。

ということで、今回は7番アイアンはハンドファーストで構えるべきか?(構えるべきです)ということについて解説してきました。

最後までお読みいただいて、ありがとうございました。

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