ダウンブローに打とうとしたら、プッシュアウトやスライスが出始めた
ある方からこんな話を聞きました。
アイアンではダウンブローに打った方がよいと思い、練習をはじめたら、プッシュアウトやスライスが出るようになった・・・というのです。
この方はもともとドローヒッターでした。
ドローボールを打つ方はアイアンであってもダウンブローというよりは払い打つ方が多いものです。
ダウンブローに打つために何をしたか・・・というと、まずボールの位置を右へ右へと移動させていったようです。
これは珍しいケースだと思うんです。
普通はアドレスなどは気にしないでただ、打ち込もうとしたりする方が多いです。
でもこの方はボールを右に置くことでスイングの最下点より前でボールを打とうとしました。
ボールの位置に問題があった
話を聞いてみると、7番アイアンなどではボールをスタンスの真ん中よりも右に置いているというのです。
これは7番アイアンにしては右すぎます。
それが原因でフェースが返らなかったり、極端なインサイドアウトの軌道になっていてプッシュアウトやスライスが出ていたのかも知れません。
そこで、その方はボールをスタンスの真ん中よりもボール1個か2個分左に置いて打ってみることにしました。
すると、気持ちの良い弾道でストレートボールが出たとのこと。
もともとドローヒッターだったので、ボールの位置は普通よりも右足寄りに置いて打っていたのかも知れません。
それをさらに右にしたので、スライスやプッシュアウトが出たのだと思います。
でももしこのままのボールの位置で練習を続けていたら、これが右へ出て左に曲がるフックボールになっていたかも知れません。
ボールの位置を変えたばかりの時は、意図していたのと真逆のボールが出たりします。そこでこれは違うんだな・・・と諦めてしまう方がいます。
そういう僕もボールの位置の間違いで何年も同じ問題に悩んでいたことがありました。
何をやってもダメだ・・・と思った時は、基本に戻ってみます。
すると、そこに思わぬ答えが待っていたりします。
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