アイアンでのダウンブローの練習方法
アイアンの飛距離が足りない理由でもご紹介しましたが、アイアンの飛距離が出ない・・・という方の多くがボールを上げようとするあまり、すくい打ちになっていることが多いです。
すくい打ちをしてしまうと、本来のロフトが生かされずに、(特に女性の場合)どの番手でも距離がたいして変わらないとか、番手間の飛距離の差があまりない・・・といった状況になるわけです。
それで、ダウンブローで打とうとするのですが、なかなかできない。
上から打つ・・・という感覚をつかむのも難しかったりします・・。
そこで、おすすめなのが左足下がりのライからボールを打つ練習です。
といっても、左足下がりのライで練習できる場所などあまりありません・・。
でも大丈夫です。
どこの練習場でもできる方法があります。
ほとんどの練習場では、マットの上に立ってボールを打つと思いますが、左足をマットではなくて、地面に置いて構えると、左足下がりになります。
左足が少し低くなっている状態ですが、この形でボールを打ってみるとダウンブローの良い練習になるかも知れません。
番手は7番アイアンなどを使うといいと思います。
ポイントは打った後にフィニッシュを制限してあげることです。フォロースルーはできるだけとらずに、打った後は腰の辺りで止めます。
最後までフォロースルーをとろうとすると、すくい打ってしまいやすくなりますから。
ダウンブローのための左手の練習法
リー・トレビノについては「リー・トレビノに学ぶ勝者のゴルフレッスン」でもご紹介しました。
その彼が球筋をコントロールしたりダウンブローを身につけるために見つけたという練習方法があります。
それは左腕を使って行うダウンブローの練習方法です。
彼の練習方法はとてもシンプルでした。まず:
1.ピッチングウェッジを左手一本で持つ(右利きの場合)
2.ボールはスタンスの中央、体重は左足に6割程度かけておく
3.バックスイングは左腕が地面と平行になるところまで
4.クラブを振り下ろす
ダウンスイングではフォロースルーをあまりとらないようにします。
インパクトでボールを打ったら止める・・・という感覚です。
このショットを上手く打つにはダウンブローで打たなければなりません。
つまり、クラブのグリップ部分がヘッドよりもダウンスイングで先に行かなければなりません。
ダウンブローで打つには、インパクトでシャフトがターゲットよりに傾くイメージでもいいと思います。
このショットに慣れてきたら、今度は両手でグリップして通常のゴルフスイングをしてみます。
▼スコアが劇的に変わった人が実践したゴルフ理論とは
↑僕も実践してみました。その上達法やゴルフ理論の感想について書いてみました。一度ご覧になってみてください。
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