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トラブル解決編

ゴルフボールの状態とショットへの影響

今回はちょっとしたデータを元にゴルフボールの状態、例えば泥が付いていたり、傷ついていたり、芝がついていたり・・・といったことがショットにどのような影響を与えるのかをご紹介させていただきたいと思います。

下のデータは10度のドライバーをロボットに打たせた場合のデータです。ボールはタイトリストのNXTを使ったものです。

  New 2ランド目
キャリー 225.0 219.3 221.3 218.8 223.1
キャリー&ロール 250.3 244.5 250.3 246.3 250.6
方向(オフライン) 4.6 2.7 7.9 10.8 4.9

reference: golfdigest magazine [research by Golf Laboratories Inc.]

ちょっと説明を加えますと、「New」は新品のボール、「傷」「芝」「泥」はそれぞれ、ボールに「傷」「芝」「泥」がついている状態でロボットがショットを打った結果になります。

また、数字は全てヤードです。

「キャリー」はキャリーでの飛距離、「キャリー&ロール」はトータルでの飛距離です。

「方向(オフライン)」とありますが、これは狙ったターゲットに対して左右にショットがぶれた幅と考えてください。数値が大きいほど、ボールが曲がってしまうということになります。

こうやってみてみると一番影響を与えるのはやはりボールについた泥です。

泥のついたゴルフボールの曲がり方と打ち方

泥がついたボールは上記のデータのように曲がります。

ではどのように曲がるのでしょうか?例えば、ボールの後ろから見て(ボールの後方にターゲットと正対して見て)、泥がボールの右側についていた場合、どのように曲がると思われますか・・・?

これはタイガー・ウッズに言わせると、あるルールがあるのだそうです。そのルールとは:

泥のついている方向とは逆にボールは曲がる

・・・ということ。

ですから、右側に泥がついていればショットは左に曲がりやすい・・・ということになります。

この場合の打ち方ですが、ボールは強く打てば打つほどスピンがかかり曲がります。ですから、1つ番手を上げてフルスイングしないことがコツ・・・だと思います。

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