打ったボールが重く感じる、手がしびれる
ゴルフクラブというのは、正しい軌道でスウィートスポットに当たると、ボールがよく飛ぶように設計されています。
打った後に手がしびれているのはスウィートスポットを外している証拠ですし、ボールが重く感じるのもまた、同じことです。
打った時ボールが重く感じられると、もっと強く振らなければならないんじゃないか・・・と錯覚してしまいます。
だから、スイングスピードを上げて打とうとしてしまいます。これは誰にでも経験があることだと思うんです。
しかし、スピードを上げて打とうとすると今度はクラブコントロールが乱れてきますから、余計スウィートスポットには当たらなくなります・・。
だから、また振り回そうとして、どんどん調子が悪くなってゆきます。
ヘッドスピードが上がるほどクラブコントロールは難しくなります。
だから、長いクラブは難しかったりします。
ヘッドスピードを上げて打つことは悪いことではないと思うんです。
ただ、順番と言いましょうか、気持ちいいボールを打つには、そんな順番のようなものがあると思います。
軽いボールを打つ?
最初にやるべきことはスウィートスポットでボールをとらえること・・・だと思います。
そのためにはクラブをコントロールしなければなりません。ですから、まずはヘッドスピードを抑えて軽く振りながら、ボールを芯でとらえる練習をすることが大切だと僕は思っています。
理想的なのは、こんな順番なんじゃないかなと・・思います。
1.ゆっくり振る
2.ボールを芯でとらえる
3.芯に当たるようになってきたら、少しづつヘッドスピードを上げる
4.ヘッドスピードを上げても芯に当たるから飛ぶ
多くの場合、速く振る→芯に当たらない→さらに速く振ろうとする・・・という負の連鎖になったりします・・。
イメージとしては、ゴルフボールというよりも卓球のボールを打つようなイメージで打つと良い・・・ということをゴルフレッスンプロの江連忠氏は語っています。
軽いボールを打つイメージというか、そういうことも余計な力を入れないためのコツなのかも・・知れません。
順番さえ間違えなければ、練習を重ねているうちに初心者の方でもボールを芯で打てるようになります。
考えてみたら、キーボードのタイピングの練習と似ていますね。
いきなり速くタイプしたりするとミスが多くなりますが、ゆっくり正確にタイプできるようになってからスピードを上げてゆけば、速く正確に打てるようになります。
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