アイアンを地面から浮かせて構えることの3つのメリット【アイアンのソールを浮かせる方法】
こんにちは。ゴルフ総研の森です。
今回は、アイアンを構える際、ヘッドを地面から浮かせて構えるという方法とその3つのメリットについてお話ししていきたいと思います。
目次
ヘッドを浮かせて構える3つのメリット
さて、ヘッドを地面から浮かせて構えるメリットですが、主に3つあります。
①手や腕に適度な力が入る／余計な力が抜ける
1つ目のメリットが、「手や腕に適度な力が入ること」です。
ゴルフの帝王と呼ばれたジャック・ニクラウスもこのヘッドを地面から浮かせて構えるということを実践していたのですが、その理由についてニクラウスは、ヘッドを地面につけて構えると「グリップや両腕がリラックスし過ぎてしまう」と考えていたようです。
ニクラウスが語ったように、ヘッドを地面につけて構えた場合、手や腕がリラックスし過ぎてしまったり、反対に過度に力が入りすぎてしまうようなケースもあります。
この時、ヘッドを地面から浮かせて構えるようにすると、手や腕に適度な力が入ります。
また、ヘッドを地面から浮かせる際は、ヘッドの重さを感じるようにしていただくと、余計な力が抜けるようになります。
どちらもヘッドを浮かせて構えることの大きなメリットかなと思います。
②手打ちを予防できる
2つ目のメリットが、「手打ちを予防できる」ということです。
アイアンを地面から浮かせて構えることで手や腕に適度な力が入ります。また、手や腕の力が抜けすぎるということを予防することができます。
手や腕に力が入り過ぎていたり、反対に手や腕の力が抜けすぎていると手や腕だけでクラブを上げてしまい、手打ちになりやすいのですが、クラブを浮かせて構えることはそういった手打ちを予防する効果もあります。
③スムーズなテークバックにつながる
3つ目のメリットが、「スムーズなテークバックにつながる」ということです。
先ほどお伝えしたように手や腕に力が入り過ぎていたり、反対に手や腕の力が抜けすぎていると手や腕だけでクラブを上げたくなり、テークバックもぎこちなくなったり、スムーズにクラブを上げられなくなることがあります。
そんな時はヘッドを少し地面から浮かせて構えると、手や腕だけでクラブをひょいと上げる動きがしにくくなって、結果的にスムーズなテークバックができるようになることがあります。
ヘッドを浮かせて構える方法
さて、ここまでアドレスでアイアンを地面から浮かせて構えることのメリットについて見てきました。
では、具体的にどのようにして（ヘッドを浮かせて）構えたらいいか？
ということですが、最初はヘッドを地面につけておき、アドレスを作り終えた後でヘッドを浮かせるようにしていただくといいと思います。
また、具体的にどの位アイアンを地面から浮かせたらいいか・・ということですが、1センチ～程度地面から浮かせる程度で構いません。
構える際のもう1つのポイントですが、ヘッドを浮かせた時にヘッドの重さを感じるようにしてみると、適度な力が抜けます。
もし、力が入りすぎているとヘッドの重さを感じられないので、そうならないように、ヘッドの重さを感じられる程度まで力を抜いてみてください。
最後に、この方法ですが、どうしてもアイアンを地面から浮かせる必要はないです。
ヘッドを地面につけて構えた方が合っている人はそのままで構いません。
ただ、力が入りすぎる傾向のある人や手打ちになりやすい人などは、この方法も試していただくといいのかなと思います。
ということで、今回はアイアンを地面から浮かせて構えるということについて見てきました。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。
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