プロのアイアンショットは何故あんなに飛ぶのか?
ゴルフ中継を見ていると、プロが残りの距離から考えると信じられないアイアンを使っていたりします。
残り170ヤードで7番アイアンとか、8番アイアンなんてこともあります。
プロは飛ぶんだなぁ・・・と思うかも知れません。
勿論プロのヘッドスピードはアマチュアに比べると速いですし、ゴルフのためにトレーニングを重ねているプロとそうでないアマチュアでは当然パワーも違います。
しかし、これほどまでにアイアンの飛距離の差が出てしまう理由はそれだけではありません。
その理由とはアイアンの打ち方「プロとアマの決定的な違い」でご紹介した通り、スイングの最下点がある位置の違い・・・だと思うんです。
プロの最下点はボールよりも左(ターゲット方向)にあるのに対して一般的なアマチュアのアイアンショットの最下点はボールよりも手前にあります。
ということは、アイアンのロフトに差が出てきます。
プロの場合は、クラブについているロフトを立てて(少なくして)打っているのに対して、アマチュアはロフトを増やして打っていることになります。
ロフトが増えればボールは上がりますが、飛距離が落ちます。
ツアープロの場合、必要があれば7番アイアンを5番アイアンのロフトのようにして打つこともあります。
5番アイアンのロフトなら170ヤードも簡単に飛ぶ・・・ということになります。
勿論、毎回そんなにロフトを殺して打っているわけではありませんが。
ダウンブローに打つ
プロの最下点がボールよりもターゲット寄りにあるのは、ダウンブローでボールを打つためです。
芝の上から打つアイアンショットの場合、ダウンブローに打つことでボールをクリーンにヒットしやすくなります。
これはスライスするという方にもおすすめの方法ですが、ダウンブローで強いボールを打つには、ダウンスイングからインパクトにかけて左手のこぶしの山を地面に向けるようにすること・・です。
スライサーの方はインパクトが終わった後も、左手のこぶしの山が地面を向いているイメージでもいいかも知れません。
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