ウェッジのハーフショットでシャンクする
例えば、サンドウェッジのフルスイングの距離が80ヤードだとします。
ピンまでの距離が50ヤードだった場合、サンドウェッジでハーフスイングをすることになります。
しかし、こういったウェッジのハーフショットでシャンクしてしまうという方もいらっしゃるかも・・知れません。
通常のアイアンのフルスイングのシャンクについてはシャンクの原因やシャンクの直し方でご紹介してきましたが、ウェッジのハーフスイングだけ・・・という場合は、何かほかに原因があるのかも・・知れません。
ハーフスイングでよくあるのは、距離を抑えようとして体のターン(回転)をせず、手だけでゴルフクラブを持ち上げてしまうケースだと思うんです。
バックスイングの時、手だけでクラブを上げようとしてしまうと、フェースが開きやすくなります。
特に普段からどちらかと言えばスライスを打っているというゴルファーの方なら尚更フェースが開きやすくなります。
そして、ダウンスイングでは飛球線(ターゲットライン)よりも外側からクラブを振り下ろしやすくなります。
飛球線の外側から振ろうとすると、フェースのネック寄りに当たりやすくなり・・・それがエスカレートすると、ネック(ホーゼル)に当たってシャンクする・・・ということもあります。
この、手だけでバックスイングする問題を直すには、まずクラブを思い切って短く持つというのも1つの方法だと思います。
クラブを短く持つだけでも距離が落ちますし、クラブもよりコントロールしやすくなります。
2つ目の方法として、しっかりと体も手や腕の動きに合わせて回転させる・・・ということになると思います。
そのためにちょっとした練習方法がありますので、ご紹介したいと思います。
一枚のタオルを横にして、両脇で挟みます。
そして、その状態でバックスイング(ハーフスイング)してみます。手だけでクラブを上げようとするとタオルが落ちてしまうと思います。
ハーフスイングをする場合はバックスイングで左腕が地面と平行になる位置またはそのちょっと前に右脇のタオルが落ちるかも知れませんが、それで構いません。
バックスイングのスタート時にタオルを落とさないようにしてバックスイングすると自然と体も回転できると思います。
この練習を繰り返してみることで手や腕だけでクラブを振り上げようとする癖のようなものも改善されてゆくのではないかなと・・・思います。
▼スコアが劇的に変わった人が実践したゴルフ理論とは
↑僕も実践してみました。その上達法やゴルフ理論の感想について書いてみました。一度ご覧になってみてください。