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ドライバー、アイアンが重すぎるとどうなる?重すぎるクラブの3つのデメリット

こんにちは。ゴルフ総研の森です。

前回の記事、ドライバー、アイアンが軽すぎるとどうなる?軽すぎるクラブの6つの問題点では軽すぎるクラブの問題点についてご紹介しました。

今回は、その反対、もしクラブが自分にとって重すぎる場合はどうなるか?重すぎるクラブの3つの問題点について、解説していきたいと思います。

また、記事の最後では、どの位の重さが自分にちょうどいいか?という目安についてもご紹介したいと思います。

目次

重すぎるクラブの3つの問題点

もし、使っているクラブが自分にとって重すぎる場合、以下のような問題が起きてくることがあります。

①手首のコックがほどけるタイミングが速くなる

ドライバー、アイアンが重すぎることの1つ目の問題点が、手首のコックがほどけるタイミングが速くなることです。

軽すぎるクラブの場合は手首のコックがほどけるタイミングが遅くなる傾向があるのですが、重すぎるクラブの場合はその逆で、手首のコックがほどけるタイミングが速くなる傾向があります。

手首のコックが必要以上に速くほどけてしまうと、

・インパクトでヘッドスピードを最大にできない
・ダフリやトップが増える

といったことが起こりやすくなります。

少し話が変わりますが・・ラウンド後半、特に最後の3ホールあたりになると、突然ショットが乱れ始めたり、ダフリやトップが出てしまう・・ということもよくありますが、それはもしかしたら、疲労が原因でクラブの重さを支えられなくなっているのかも・・知れません。

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②飛距離が落ちる

2つ目の問題点が、飛距離が落ちることです。

ボールに与えることができる衝撃はクラブの重量、特にクラブヘッドの重量に比例して大きくなります。

ですので、重いクラブを使った方がボールにはより大きな衝撃を与えることができ、その分、飛距離も伸びます。

ただ、クラブは重ければ重いほどいいかと言うと、そうではなくて、クラブが重すぎると振り切れなくなって、今度はヘッドスピードが落ちます。

その結果、飛距離も落ちてしまうこともあります。

クラブアナリスト、マーク金井さんによると振り切れる範囲を超えてクラブを重くした場合、15グラム重くすることで、ヘッドスピードが1m/s落ちるそうです。

③トップが必要以上に深くなる=オーバースイングになる

3つ目が、これは人にもよりますが、トップが必要以上に深くなるという点です。

ドライバーやアイアンは適度な重さがあった方がバックスイングでしっかりと回転しやすく、また、トップの位置も深くなりやすいです。

ただ、重すぎるとクラブの重さでトップが深くなりすぎて、結果的にオーバースイングのような形になってしまう場合もあります。

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ここまでを少しまとめると、重すぎるドライバー、アイアンの問題点は以下の3つになります。

①手首のコックがほどけるタイミングが速くなる
②飛距離(ヘッドスピード)が落ちる
③トップが必要以上に深くなる=オーバースイングになる

自分に合ったちょうどいいクラブの重さの目安

さて、ここまで自分にとって重すぎるクラブの3つの問題点について見てきました。

では、どの位の重さが自分にとってちょうどいいのでしょうか?

自分に合ったクラブの重さの目安ですが、「振り切れる範囲で少し重いかなと感じる程度」がベストです

ですので、もし、振り切れないほどの重さの場合は、それは重すぎるということになります。

反対に、楽に振れる、振り切れるけれど、重さをそれほど感じない場合は、そのクラブは自分にとって軽すぎる可能性があります。

ということで、今回はドライバー、アイアンが重すぎることの問題点について見てきました。

最後までお読みいただいて、ありがとうございました。

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