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ゴルフスイング編

【ゴルフ】肩を回す5つのコツ。肩が回らない人は○○が間違っている

こんにちは。ゴルフ総研の森です。

前回、ゴルフスイングでの肩と腰の回転の基本的な考え方のまとめではバックスイングでの肩と腰の回転についての基本的な考え方をまとめてご紹介しました。

今回は肩を回すコツについて解説したいと思います。

胸を回す意識でスイングするとバックスイングが大きくなる!

肩を回転させる5つのコツ

前回のゴルフスイングでの肩と腰の回転の基本的な考え方のまとめの中で、バックスイングでは肩を90度、腰を45度回転させることを目安にするとお伝えしました。

ただ、中には肩がそこまで回転しないという方もいます。

この肩を90度回転させるというのはあくまでも目安ですので、90度回転していなくても結構です。

ただ、肩が全然回らないという人の場合は、何か原因がある可能性があります。

今回はその原因も含めて、肩を回転させるコツを5つご紹介したいと思います。

①猫背だと回転できない

1つ目が猫背を直すことです。もし、猫背になっている場合はです。

猫背になっていると肩をうまく回転させることができないんですね。ですので、猫背で構えているとスイングが小さくなって、飛距離を大きくロスします。

でも何故猫背になってしまうかというと、その理由の1つは前傾の仕方が間違っているからです。

具体的には前傾姿勢を作る際、背中から前傾しようとすると猫背になりやすいです。

また、中には腰から前傾している人もいますが、これも同じように猫背になってしまいます。

じゃあ、どうしたらいいのか?

ということですが、前傾する際は背中や腰からではなく、両足の付け根から前傾するようにしてください。

下の写真のように、両足の付け根(赤い丸)から前傾するようにします。

このように両足の付け根から前傾するようにすると猫背にならずに済みます。

猫背になるもう1つの理由が普段から猫背でいるからです。

猫背って直らないっていうイメージがありますが、実は猫背ってたった1つのことを意識するだけで簡単に直るんです

これについては以下で解説していますので、興味のある方はのぞいてみてください。

猫背になる原因と治し方。こうすると魔法のように猫背が治る!

②あごを上げる

肩を回転させる2つ目のコツが構える際に少しあごを上げることです。

構える際にボールを凝視していて、その結果、顔が下を向き(あごが下がり)、猫背になっているケースがよくあります。

この場合は、アドレスで構える際、ボールを凝視するのではなく、やや下目遣いでボールを見るようにしてください

そのようにするとあごが上がると思います。

あごが上がるとバックスイングで左肩をあごの下にいれやすく、肩も回転させやすくなります。

また、先ほど猫背の話をしましたが、猫背で構えるとどうしてもあごが下がります。この場合は猫背を直すことであごも自然と上がるようになります。

③左肩ではなく、右肩に注目する

3つ目が、左肩ではなく、右肩を意識してみることです。

バックスイングをする際、左肩を回すというイメージでスイングする人も多いと思います。

勿論、それでもいいのですが、それで肩がうまく回らないと感じる人は右肩を意識してみてください。

具体的にはバックスイングをする際に右肩を後ろに引くような意識でスイングしてみます

そのような意識でスイングしてみると体が回転しやすく、スイングも大きくなると思います。

④右足のつま先を外側に開く

4つ目が、右足のつま先を少し外側に開いて構えることです。

肩がうまく回らないと感じている人の中には右足のつま先の開き方が十分ではない人もいます。

その場合は、アドレスで構える際、右足のつま先を20度から30度程度外側に開いてみてください。

ちなみに、左足のつま先も同じように20度から30度程度外側に開いて構えるとダウンスイングからフォロースローで体を左に回転させやすくなります。

スタンスと左足、右足のつま先の向き【つま先はどの位開くのがいい?】

⑤ヒールアップする

肩を回す5つ目のコツが、ヒールアップをすることです。

ヒールアップとは、バックスイングで左足のかかとを地面から浮かせる動作のことを言います。

僕は個人的にヒールアップをした方が肩を回しやすくなると考えています。特にアマチュアゴルファーの方はヒールアップをした方が圧倒的に体を回転させやすくなると思います。

ヒールアップのやり方ですが、バックスイングをスタートしてすぐ、もしくは、両手が右足の真上に来たあたりから、左足のかかとを上げてゆきます。

左足のかかとは上げるという意識よりも、自然と上がってくるようなイメージを持つといいと思いますが、慣れないうちは意識して左足かかとを浮かせていただくといいと思います。

バックスイングのトップまで来たら、浮かせた左足のかかとを元の位置に戻すようにして切り返してゆきます。

ちなみに、どの程度左足かかとを浮かせるかということにルールはありませんが、最初は数センチから5センチ程度、左足かかとを地面から浮かせるようにしてみるといいと思います。

ヒールアップについては左足を浮かすヒールアップとベタ足はどっちがいいか?【比較します】ドライバーやアイアンでヒールアップをするメリット・デメリットでも詳しくご紹介していますので、よかったらそちらも参照下さい。

最後までお読みいただいて、ありがとうございました。

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