【ゴルフスイング】右を向いて振るイメージでつかまったボールを打つ方法
こんにちは。ゴルフ総研の森です。
前回、アイアンがつかまらない。つかまるボールを打つための6つのポイントではつかまったボールを打つための6つのコツについてご紹介しました。
少し振り返ると、それらは
①グリップを見直す
②ハンドファーストで構える
③ボールの位置をチェックする
④アイアンのトゥ側を若干浮かせて構える
⑤インサイド・イン、もしくは、インサイド・アウトで打つ
⑥グースネックのアイアンに変えてみる
の6つでした。
今回は、⑤のインサイド・イン、もしくは、インサイド・アウトで打つために「右を向いて振る」ということについて、解説していきたいと思います。
右を向いて振るイメージでつかまったボールを打つ方法
前回もお伝えしましたが、つかまったボールを打つためにはインサイド・イン、もしくは若干、インサイド・アウトの軌道で打つことがポイントになります。
インサイド・イン
インサイド・アウト
このようにダウンスイングでボールと目標を結んだ飛球線の内側からクラブを振ってゆくようにするとつかまったボールが打ちやすくなります。
そのための1つの方法として、右を向いて振るイメージで振るという方法があります。
これは、ダウンスイングで右を向いたまま振る・・ということなのですが、どういうことかと言うと、まず、バックスイングでは体を右に回転させていきます。
すると頭も右に回転します。目線はボールに向けたままですが、頭、もしくは顔は右を向くような形になります。
ダウンスイングではその頭、もしくは顔を右に向けたままクラブを振っていきます。
このように頭、もしくは顔を右に向けたままクラブを振り下ろすとクラブがインサイドから降りてきやすいんですね。
また、顔の向きはクラブフェースの向きにも密接に関係しています。
だから、顔が左を向く(目標方向を向いてしまう)とクラブフェースも開くんですね。
ですので、顔を右に向けたまま振る・・というのはそういう意味で、フェースが開くのを防止する効果もありますし、インパクトでフェースを閉じる効果も期待できます。
そんな形で、頭、もしくは顔を右に向けたまま振るイメージで振っていただくと、つかまったボールが打ちやすくなると思います。
ただ、頭、もしくは顔を右に向けて振る「イメージ」と言いましたが、頭や顔を意識して右に向けたまま固定しようとすると、スイングがぎこちなくなって、ショットが不安定になりやすいです。
ですので、あくまでも頭、もしくは顔を右に向けて振る「意識」で振っていただくといいと思います。固定する必要はありませんので。
胸を右に向けたまま振るイメージでもいい
ここまで右を向いて振るイメージでつかまったボールを打つ方法を見てきました。
この方法の他に、胸を右に向けたまま振る・・という方法もあります。
どういうことかと言うと、バックスイングでは体を右に回転させます。
するとスイングのトップでは胸が自分の右側を向く形になると思います。
ダウンスイングでは、その胸が右を向いた状態を維持したまま、クラブを振るようにする・・・という方法になります。
このように胸を右に向けたままクラブを振り下ろそうとすると、先ほどの右を向いて振る方法と一緒でクラブがインサイドから降りてきやすく、スイングの軌道がインサイド・イン、もしくは、インサイド・アウトになりやすいです。
もっとも、実際に胸を右に向けたままボールを打つのは難しいので、これもあくまでもイメージですね。
胸を右に向けたまま振るイメージでボールを打ってみる・・ということですが、その意識でスイングしてみるだけでもスイングの軌道は変わってくると思います。
この胸を右に向けてダウンスイングをするという方法については以下で詳しくご紹介していますので、よかったらそちらものぞいてみてください。
つかまったボールを打つ方法についてはこういった記事も書いています。
- 【ドライバーがつかまらない】ドライバーでつかまる球を打つ3つの方法とテクニック
- アイアンがつかまらない。つかまるボールを打つための6つのポイント
- アイアンは何故トゥを浮かす必要があるのか?【アイアンはトゥを浮かして構えるのが基本】
- ドライバーでドローボールが打てない4つの理由【ドローボールの打ち方】
ということで、今回は右を向いて振るイメージでつかまったボールを打つ方法について簡単にご紹介しました。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。
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