アプローチショットのダフリやトップの原因とバックスイング
アプローチショットのダフリやトップの原因と直し方では構え方、つまりアドレスに多くの原因がある・・・と書かせていただきました。
ただ、そのアドレスが出来ていてもそれでもダフリやトップを打ってしまう・・・という方もいらっしゃるかも知れません。
短い距離からザックリ・・・というのは精神的にもダメージが大きいです・・。また、やってしまうんじゃないか・・・と思ってしまって、それがまたダフリやトップの引き金にもなったり。
アドレスはできているのに何故ダフるんだ?と疑問に思われたりすることがあるかも知れません。
よく考えたら、フルショットでそこまでダフるわけではないのに・・・と。
それがヒントになりそうです・・。
フルショットではダフらないのに短いショットでダフる理由・・・?
フルショットではダフらないのに、短いアプローチショットでダフる・・・その違いがわかれば、何か解決策も浮かんできそうです。
その違いは何か・・・というかと、フルショットは基本的には振り抜いていると思うんです。言い方を変えると、インパクトでヘッドを加速させて打っている・・・ということだと思います。
実はこの「加速させて打つ」・・・ということはショートゲームでもとても大切です。ただ、問題は、加速させて打たなくてもボールが飛ぶ距離である・・・ということでしょうか。
アプローチもバンカーショットもそうです。
だから、距離を合わせたくなって、力を加減してしまうということをやっている方が多いのではないかな・・・と思います。
こうすることで何が起こっているか・・・というと、ヘッドが減速しているんですね、インパクト付近で。
こうやってダウンスイングで力を加減しようとすると、ヘッドの軌道というのは乱れてきます。
それがダフリやトップの原因にもなり、フルショットではダフらなかったり、トップしないのに、短いショットになるとそういったミスが出る原因かなと思います。
距離の調節の仕方を変える
ダウンスイングで力を加減して、距離を調節しようとしてしまうとダフりやトップの原因になることがあります。
でも、そもそも力を加減しなければならなかった理由があったはずだと思います。
そうでなければ、そのままヘッドを加速させればよかったわけですから・・。フルショット、例えば、8番アイアンで120ヤード飛ぶとします。
残りの距離は120ヤードです。この場合、ヘッドを加速させるしか・・ありません。力を加減するとショートしてしまいますから。
アプローチショットでもそのようにして打つことで必然的にヘッドを加速できると思います。
どうやってやるか・・?ということですが、残りの距離が50ヤードだったとします。この場合、50ヤードしか飛びようのないバックスイングをして打つ・・・ということだと思います。
つまり、力を加減してしまう人の多くは、残りの距離50ヤードに対して、例えば、60ヤードとか、80ヤード飛ぶような大きさのバックスイングをしているのではないかな・・・と思います。
バックスイングを小さくしてそこからいくらヘッドを加速させても50ヤードしか飛びません・・・というバックスイングをすれば、必然的にヘッドを走らせる必要性が出てきます。
ヘッドは加速させて打つと、その軌道が安定するようになります。だとしたら、加速させなければ打てないような打ち方をした方がいいように思います。
▼スコアが劇的に変わった人が実践したゴルフ理論とは
↑僕も実践してみました。その上達法やゴルフ理論の感想について書いてみました。一度ご覧になってみてください。