トップしない、ダフらない、シャンクしないアプローチショットの打ち方
アプローチの打ち方と言っても実は様々な方法があります。
僕がその中でも重要だと思うポイントがいくつかあります。それは:
・出来るだけ早くグリーンにボールを落とすこと
・必要以上にボールを高く上げないこと
グリーン周りのアプローチショットの場合ですが、この2つが鍵になると思うんです。ボールを必要以上に高く上げない、出来るだけ転がす。
ボールは転がした方が距離感が合いやすく、高く上げるよりも低く転がす方がリスクが少ないから・・です。
アプローチというと、苦手意識を持つ方も多いかも知れません。
「またダフるんじゃないか?」
「トップしてしまうんじゃないか?」
「シャンクするのでは?」・・・
そんな風に考えてしまうこともあるかも知れません。
今回はフェースのトゥを使ってダフリやトップ、またはシャンクなどを克服するためのアプローチショットの打ち方をご紹介したいと思います。
クラブのトゥ側を使ったアプローチの打ち方
トゥを使ったアプローチの打ち方などというとどこか難しい方法のように聞こえますが、実は非常に簡単な打ち方です。
このショットはグリーン周りでボールをあまり高く上げなくてもよい場面で使えます。
浅いラフからも打てます。アプローチでシャンクが出た場合にもグリーン周りであればこの方法にスイッチすることでその日のスコアを大きく崩さなくて済むかも・・・知れません。
クラブはピッチングウェッジ、サンドウェッジ、9番アイアンなど、場面に応じて変えてもいいと思います。
さて、このアプローチの打ち方ですが・・・このような形になります。
①グリップはパッティンググリップを使う(クラブは短めに握ります)
②いつもよりも(グリップを変えた分だけ)ボールに近く立つ
③クラブのヒールを浮かして、地面にはトゥの部分をつける
④ボールポジションは両足の真ん中かやや前
⑤パッティングのストロークのようにしてショットを打つ
⑥ボールはフェースのトゥ側で打つ
グリップを通常のグリップからパッティンググリップに変えます。
これはパターのようなストロークをアプローチで使うことでショットを安定させる意図がありますが、もうひとつ効果があります。
それはパッティンググリップにすることでシャフトが地面からより垂直に近い状態になりますから、ヒールが浮きます。
トゥが地面についている状態になることで、芝の抵抗を少なくすることができますので、浅いラフからでもクリーンにボールを打ちやすくなります。
パターでダフリやトップを気にする方は少ないと思います。
このショットもパターのように構えて打つことで、ダフリやトップは必然的に減ることになると思うんです。
そして、トゥで打つことによって柔らかいショットを打つことが出来ます。
トゥの部分で打つ、つまりスウィートスポットをあえて外して打つことでいつもよりも飛ばなくなりますから、デリケートな下りのアプローチショットや短めのショットも躊躇せずに打つことができたりします。
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