短く刈り込まれた芝からのダフリとトップ対策
グリーン周りからのアプローチショット。
ゴルフ場で、特に芝が短く刈り込まれているライではトップやダフリが心配になったりすることがあります。
地面とボールの間にやや長めの芝がクッションのようになっているライのアプローチショットよりも、芝が短い場合は難しかったりします。
ザックリ・・・が怖くなってしまうと余計ダフリやトップの原因になります。
そういった不安を抱えたままだと、躊躇してヘッドスピードがインパクトエリアで減速してしまうことが多く、それがダフリやトップにつながります。
今回は短く刈り込まれた芝からのアプローチショットについてですが、ベアグラウンドからのアプローチショットに関しては、ベアグラウンドからのアプローチショットと7つの打ち方でご紹介しておりますので、そちらも参考にしていただければ幸いです。
アプローチショットの天才が大切にしていること
こういった短く刈られた芝からのショットではいくつかのオプションがあります。
ゴルフ初心者の方などにおすすめなのは、ロフトの立っているクラブ(9番や8番、6番アイアンなど)で低く打ち出してゆくショットです。
パターが使えればパターを使うのもいいと思います。
しかし、グリーン周りの状況によってはどうしても高くボールを上げたいというシチュエーションもあります・・。
フィル・ミケルソンはアプローチショットの天才ともいえるゴルファーですが、そんな彼が大切にしていることが2つあります。それは:
1.左手(右利きのゴルファーの場合)をまっすぐに保つ
2.クラブヘッドが両手を追い越してゆかないようにする
・・・ということだそうです。
フィル・ミケルソンのアプローチショットの打ち方(特にこのような短めの芝から高く上げてゆくショットの場合)はシャフトと右手(彼は左利きです)が構えたときからフォローまで真っ直ぐのラインになっているようにする点が特徴です。
ボールを高く上げるわけですが、フォロースルーではクラブヘッドを低く出してゆきます。
決してボールを持ち上げようとはしません。ロフトを信じてヘッドはあえて低く出してゆきます。
そして2つ目のクラブヘッドが両手を追い越してゆかないようにする・・・というポイント。これはクラブフェースを返していない証拠です。
手首などを使ってフェースを閉じようとするとトップなどの原因になります。
▼スコアが劇的に変わった人が実践したゴルフ理論とは
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