バンカーショットの打ち方とバックスピンのかけ方
バンカーショットの打ち方とバックスピンのかけ方というタイトルでご紹介させていただきたいと思います。
バンカーショットの基本に関してはバンカーショットの打ち方でご紹介しておりますので、そちらも参考になさってください。
今回は特にバックスピンをかけかたについてご紹介したいと思います。
バックスピンがかかる仕組み
まずはバックスピンがかかる仕組み、もしくは原理ですが・・・それは砂とゴルフボールとの摩擦によって起こります。
ゴルフクラブがバンカーにあるボールの下を潜り抜ける際に、ボールとクラブフェースの間の砂が弾かれ、その摩擦がボールに伝わります。
そしてスピンをより強くかけるためには秘訣があります。
それは・・・砂を薄く長くとることです。
これは基本的なバンカーショットの打ち方でお伝えしましたが、砂を薄く長くとることでショットも安定してきますし、強いスピンもかかります。
クラブフェースとボールの間の砂が薄ければ薄いほどスピンがかかることになります。
バンカーショットではクラブフェースがゴルフボールの真下を抜けてゆくわけですが、砂は薄く長くとる・・・というイメージを持つといいと思います。
バックスピンのかけ方
先ほど申し上げたように、バンカーショットの基本は、砂を薄く長くとることです。
ボールとサンドウェッジのフェースとの間に距離があればあるほど、(砂を厚くとってしまうと(深く掘ると))スピンはかかりません。
さて、では具体的にどのようにしてバックスピンの量を増やせばよいのでしょうか。そのためには下記のようなことがポイントになってくると思います。
1)いつもよりもフェースを開いて構える(ターゲットにはスクエア)
2)フェースを開いた分、スタンスと体のラインはオープンにする
3)ボールポジションはいつもより前にセットする
4)ダウンスイングでは十分にヘッドを加速させる
5)フェースは返さない(打った直後、フェースが空を向いているイメージ)
フェースは開くといってもターゲットに向けておきます。ただし、体のラインやスタンスはフェースを開いた分だけオープンにして下さい。
フェースを開くとバウンス角が増え、砂に跳ね返りやすくなりますのでヘッドは十分に加速させる必要があります。
重要なのは、体やスタンスのラインに沿って振り抜くことです。
ターゲットに向かって振り抜いてはだめ・・です。
バンカーショットを打った後、削り取った砂のラインが、ターゲットよりもスタンスとほぼ平行に、左に向かっていることを確認してみて下さい。
フェースを開き、体のラインをオープンにすることで、ボールはより高く上がりますし、バックスピンもかかりやすくなります。
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