【ゴルフ】5番アイアンはダウンブローで打つ?横から払い打つ?【男子・女子プロのデータ】
こんにちは。ゴルフ総研の森です。
前回、ダウンブローとは?ダウンブローの打ち方と3つのコツ。プロがやっている打ち方もではダウンブローについて、また、アイアンはダウンブローで打つ?それとも横から払い打つ?ではアイアンはダウンブローで打つのがいいのか?それとも横から払い打つのがいいのか?ということについてご紹介しました。
今回は、5番アイアンについて、
- 5番アイアンはダウンブローで打った方がいいか?
- それとも横から払い打つ方がいいか?
ということについて解説していきたいと思います。
目次
5番アイアンはダウンブローで打つ?それとも横から払い打つ?
さて、5番アイアンはダウンブローで打つのがいいか?それとも横から払い打つ意識でいいか?ということですが・・
結論からお伝えすると、5番アイアンは基本的には横から払い打つ意識でいいと思います。
5番アイアンは分類としてはミドルアイアンですが、現在は場合によってはロングアイアンに分類されることもあります。
というのも、以前に比べて現在の5番アイアンはロフトが立ってきて(ロフト角が小さくなったということ)以前の4番アイアンや場合によっては3番アイアンに近いようなロフト角のモデルもあります。
そういうことを考えると、5番アイアンはロングアイアンという意識でいいと思いますし、その場合の打ち方はダウンブローというよりも横から払い打つ意識でいいと思います。
プロは5番アイアンをどのように打っているか?
ここで少し話が変わりますが、プロは5番アイアンをどのように打っているのでしょうか?
以前、ゴルフ用弾道計測器の開発を手掛けるトラックマン社が発表したPGAツアー、LPGAツアーの男子プロ、女子プロの5番アイアンのデータがありますので、ここでご紹介したいと思います。
以下は5番~9番アイアンの入射角のデータになります。
他のアイアンのデータも参考までに掲載します。
入射角とは、インパクトでヘッドがボールに対して、どの程度の角度で入ってきたかを示す数値、角度のことを言います
男子プロ、女子プロの5~9番アイアンの入射角
参考:トラックマン社
データの見方ですが、マイナスの数値は、インパクトでヘッドがボールの上から入ってきていることを示しています。
ですので、男子プロも女子プロも5番~9番アイアンをダウンブローで打っていることがわかります。
また、女子プロに比べて、男子プロの方が強めのダウンブローで打っていることもわかります。
ただ、ダウンブローと言っても、5番アイアンの数値を見ると、女子プロは-1.9度ですから、ほぼ横から払い打っている形になります。男子プロでも-3.7度です。
ですので、ダウンブローと言っても、本当に若干のダウンブローという形ですね。
冒頭では5番アイアンは横から払い打つ意識でとお伝えしましたが、もし、プロを真似するのであれば、若干のダウンブローの意識でもいいかも知れません。
ただ、アマチュアにとって参考になるのは女子プロのデータだと思います。(男子プロはあえて強めのダウンブローで打っていることも多いため)
その場合、5番アイアンで-1.9度ですから、本当に緩やかなダウンブローで打つ形ですね。
男子プロ、女子プロの5番アイアンのデータ
最後に参考までに入射角を含めた、男子プロと女子プロの5番アイアンの詳しいデータをご紹介します。
データは同じくトラックマン社が発表したPGAツアー、LPGAツアーの男子プロ、女子プロの5番アイアンのデータになります。(表は当サイトにて作成。このデータをブログ等で紹介していただく場合はこのページへのリンクをお願いいたします)
参考:トラックマン社
5番アイアンの飛距離の目安と5番アイアンの打ち方のコツ【女子プロの5番アイアンの飛距離も紹介します】
ということで、今回は5番アイアンはダウンブローで打った方がいいか、それとも横から払い打つ方がいいかということについて色々と見てきました。
最後までお付き合いいただいて、ありがとうございました。
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