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トラブル解決編

80台でプレーするために必要なこと、必要ないことのまとめ

前回、90を切る!90切りの7つの方法と戦略とは?では90を切るために具体的にどんなことを目指せばいいか?どんなことに気を付けてプレーすればいいか?といったことについてご紹介しました。

今回はその時のおさらいも含めて、80台でプレーするために必要なことは何か?また、反対に必要のないことは何か?ということについて、まとめてゆきたいと思います。

また80台でプレーするために技術面で必要なこと、あった方がいい技術などについてもご紹介してゆきたいと思います。

では早速見てゆきましょう!

1)スコア

まず最初に80台でプレーするために必要なスコアですが、パー72のコースの場合、全てのホールでボギーの場合は、

ボギー × 18ホール = 90

※ボギー・・・パーよりも1打多いこと

1個でもパーが取れると89になります。

ですので、80台でまわるために必要なスコアは、1個以上のパーと(残りのホールで)ボギーになります。

一方、どうしても必要ではないものは、バーディということになります。

もっとも、パーを取りにいく際にバーディチャンスもやってくることもあるかと思いますし、その時は取りにいくわけですが、ただ、80台でプレーするためにバーディーはどうしても必要というわけではないと思います。

以前、安定して特定のスコアでまわってくるには、「このスコアは最低でも取る」という基準のようなものがあった方がいい・・と書かせていただいたことがありました。

90台でプレーするために必要なそのスコアは「ダブルボギー」でした。

そして、80台でプレーするには、そのスコアは「ボギー」になります。

最低でもボギーは必ず取りに行くゴルフ、または、ダブルボギーは叩かないゴルフをしながら、チャンスを待ってパーや、時にはバーディを取る・・というコースの攻め方をすることで、安定して80台でプレーできるようになるのではないかなと、思います。

勿論、ゴルフでは予測不能なことも起こるわけで、時にはダブルボギーを出したりもするし、反対にバーディーチャンスも来ますが、ただ、自分の中の基準として、または、自分にとってのパーとして「ボギー」を基準にするといいますか。

そういう、最低でもボギーは必ず取る、ダブルボギーは叩かないゴルフをするというのも80台で安定してプレーするための1つの考え方だと思います。

ここで簡単にまとめると、80台でプレーするために必要なスコアは、1個以上のパーと(残りのホールで)ボギーになります。そして、ダブルボギーは叩かないゴルフをするということがポイントになると思います。

2)ティーショット

次に、ティーショット(パー3を除く)について見てみたいと思います。

前回、90切りのために目指すこととして、

①14回(パー3を除く)のティーショットのうち、5回、フェアウェイに乗せることを目標にすること

②ただし、OBまたは大きなトラブルがある場所には打たないと確信できるクラブ、ショットしか使わない

・・という2つを挙げさせていただきました。

これは後ほどご紹介しますが、80台でプレーするためにはパーオンが理想ですが、ボギーオンでも、そこから2パットでボギーです。

パーオン・・・規定の打数よりも2打少ない状態でボールをグリーンに乗せること。パー4のホールであれば、2打でグリーンに乗せること

ですから、ボギーオンでもいいわけです。

そういうことを考えると、ティーショットでは最低でもボギーオンが狙える位置に打つということが必要になってきます

その上で、どうしてもやってはいけないことが、OB(もしくは大きなトラブルのある場所)に打つこと、になります。

OBを出せば、次のティーショットが3打目ですから、ボギーオンはこの時点で可能性がなくなってしまいます。

一方、例えば、ティーショットがチョロだったとしても、次のショットを刻んで3打目でグリーンに乗せる(ボギーオンの)可能性が残っているわけです。

そういうことを考えると、80台でプレーするために本当に必要なことは1つだけで、それはOB(もしくは大きなトラブルのある場所)に打たないということになります。

ティーショットでは、会心の一発は必ずしも必要ありませんし、飛距離の出るショットも実はそれほど必要ないかも知れません。

言い換えると、80台というレベルであっても、OBのような大きなミスを除くと、ティーショットではある程度のミスをしても大丈夫ということになります

ただ、OBを打たないというたった1つの必要なことを達成するためには、そう(OBを打たないと)確信できるクラブ、もしくはショットしか使わない、打たない・・ということが重要になってくると思います。

そして、この確信できるクラブ、ショットというのは、ホールによっても変わってくると思います。

左右に広いフェアウェイの場合は、ドライバーでもOBは打たないと確信できるかも知れません。

反対に、例えば、普段からドライバーでミスをする時はフックボールが多いという方の場合は、左にOBがある狭いホールでは、確信が持てないかも知れません。ドライバーでOBは打たないと。

その場合は、左のOBには打たないと確信を持って打てる番手で打ってゆきます。

80台から上のレベルでは特に、この「確信を持って打つ」ということが大事な考え方になってくると思います。

ここで簡単にまとめると、80台でプレーするためにティーショットで必要なことは、たった1つだけ。それは、OBを打たないと確信できるクラブ、もしくはショットしか使わないということになります。

技術的な面では:

ティーショットの技術的な面ですが、OBを打たないということだけを考えると、番手を下げて打てばそれでいいわけです。

ただ、80台前半のスコア、もしくは、70台を見据える場合などは、2回に1回はパーを取るような必要が出てきます。

そうすると、少なくとも2打目がリーズナブルに狙える位置までは安定して打ちたいところです。

例えば、(パー4の)2打目をフェアウェイウッドなどではなく、ミドルアイアン以下で打てる位置まで打ちたいというか、その位置まで安定してティーショットを運びたい。

そう考えた場合、飛距離の出るショットは必ずしも必要ありませんが、そこそこ前に飛んで、尚且つ、OBには打たないと確信できるショットがあった方がいいかも知れません。

具体的には、持ち球があった方がいいかも知れません。

この持ち球ですが、ドローボールであれば、大きく曲がってもいいので、必ず左に曲がるドローボール。

フェードボールであれば、大きく曲がってもいいので、必ず右に曲がるフェードボールであればベストかなと、思います。

一番やっかいなのは、ドローボールを打とうとして、右に曲げることで、そうなると、大きなトラブルになりやすいと思います。

ただ、(大きく曲がることがあっても)必ず曲がると確信できる持ち球を作ってしまえば、例えば、ドローボールの場合は、フェアウェイ右端を狙って、左に曲げてゆくことができます。

こうすると、フェアウェイの幅を全部使えることになり、ストレート系のショットでフェアウェイセンターを狙うよりも、ミスしていい範囲が倍に広がります。

また、2打目をミドルアイアン以下で狙える位置に打てればいいので、必ずしも、すごく飛距離が出るドローボール、フェードボールである必要はないと思うのです。

ただ、確実に曲がるということが大事なポイントになると思います。

ゴルフの帝王と呼ばれたジャック・ニクラウスも実は、そんな風にして、ショットを意図的に曲げることでフェアウェイの幅全体を使うというリスクマネジメントをしていました。

3)2打目

先ほども少し書かせていただきましたが、80台でプレーするためには、ボギーオンが必要で、ボギーオン、2パットでボギーになります。

パーオンができれば、3パットでもボギーなので、80台でプレーするためにはかなり有利な状況になりますが、ただ、どうしても必要なのは、ボギーオンになります。

ボギーオン・・・パー4のホールで、3打でグリーンに乗せること。パー5であれば、4打で乗せること。パー3であれば、2打で乗せること。

パーオンを狙う際のポイントですが、その前にこれは前回もご紹介しましたが、以前に面白い実験が行われています。

その実験では被験者達を2つのグループにわけました。

そして、1つ目のグループはいつも通りにプレーしてもらい、もう1つのグループは最初からピンを抜いた状態でプレーしてもらいました。

スコアがよかったのはどっちだったと思いますか・・?

実は、ピンを抜いた状態でプレーしたグループの方がスコアがよかったのです。

ピンが抜いてあるので(カップの位置がわからないので)、グリーンのセンターを狙って打つしかなかったのだと思います。

80台のスコアで安定してプレーするためにも、特にパーオンが狙えるケースでは、このグリーンのセンター狙いというのは、とても大事な戦略ではないかなと、思います。

もし、グリーンを外した場合、そこから2打で入れる確率は例えば、女子プロであっても60%程度まで確率が下がります。

そういうことも考えると、ロングパットが残ってもまだグリーに乗せた方が2打で入れる確率は高いと思います。

ここで簡単にまとめると、80台でプレーするために最低限必要なのは、ボギーオンです。パーオンが狙える場面ではピンはないと思ってグリーンセンター狙いで行くのも1つの戦略だと思います。

技術的な面では:

セカンドショットの場合も先ほどのティーショットと一緒で、どちらかに必ず曲がる持ち球があるとミスを限定することができますので、色々な意味で有利になると思います。

プロも本当の意味でストレートショットを打っている人は殆どいなくて、わずかですが、どちらかに必ず曲げて打っています。

もっとも、プロのような曲がり幅の少ない、精度の高いドローやフェードは必要ありませんが、ただ、確実に曲がるという確信が持てるショットがあると、スコアは圧倒的にまとまりやすくなるかと思います。

4)アプローチショット

80台でプレーするためには、ボギーは必ず取りに行くゴルフをする・・ということでしたが、ボギーオン、2パットでもボギーですので、アプローチショットは必ずしも寄せる必要はないように思います。

グリーン周りのアプローチショットですが、ある調査では、2打以内でホールアウトする確率(アプローチショットを入れるか、アプローチショットの後、1パットでホールアウトする確率※)は、シングルプレーヤーでも50%前後。

ですので、その数値を見ても、簡単なアプローチショットだったとしても、寄せなければいけないと思う必要はないかも知れません。80台でプレーするためには。

もっとも、アプローチが寄って、パーが取れると80台でプレーするためには有利な状況にはなります。

ただ、アプローチの場合は、「寄せてパーを取りたい」と思った途端に寄らなくなるものだと思うのです。

というのも、人はどうも、考えても実践できないことを考えるほど緊張するようにできていて、「寄せてパーを取りたい」と思うことの中にも、今、実践できることが何一つ含まれていません。

だから、「寄せたい」「パーを取りたい」と思うと、かえって、緊張して体が硬くなって、むしろ寄らなかったりします。

ですので、かえって、「寄せなくてもいい」と思っていた方が結果的には、よい結果にはつながるかも知れません。

もし、どうしても何かを考える場合は、何か実践できることがいいかも知れません。

例えば、「右手首の角度を変えないようにスイングしよう」でもいいですし、「肩でリズムを取ろう」でもいいかも知れません。

ここで簡単にまとめると、80台でプレーするためには、アプローチショットは必ずしも寄せる必要はありません。「寄せなくてもいい」と気持ちを楽にして打ってゆきます。

技術的な面では:

寄せなくてもいいことを考えると、技術面でもそれほど何かどうしても必要なことというのはないかも知れませんが・・

ただ、これは以前も書かせていただいたのですが、グリーン周りのアプローチショットはできるだけ転がしていった方がコントロールしやすく、距離も合いやすいと思います。

ですので、できるだけロフトの少ないクラブ(パターなど)を最初の選択肢として考えてみるのもよい方法かも知れません。

また、80台前半、またはその先を見据えると、アプローチショットは2回に1回は1パット圏内に打つことを目標にしてみるのもいいかも知れません。

その場合は、やはり、距離感が大切になってくるわけですが、アプローチショットの距離感がもし合わないと感じている方は、思い切って(右利きの場合)右手がシャフトに触れそうになるほど、クラブを短く持ってみるのも良い方法かも知れません。

それだけ思い切って短くクラブを持つことで距離感が出しやすくなることもありますので。

5)バンカーショット

グリーンサイドのバンカーから2打かそれより少ない打数でカップインする確率ですが、ハンデ9のゴルファーで10%を切るという調査結果もあります。

ちなみにこのバンカーからの確率ですが、女子プロのトップ選手でも、50%を超えればかなりよい数字になります。

そういうことを考えると、80台でプレーするためには、バンカーショットは寄せる必要はないと思います

バンカーに入った場合は、グリーンに乗せることを目標にして、打ってゆきます。

80台を目指す場合、バンカーからも「できれば寄せたい」とつい、思ってしまいがちですが、アプローチショットと一緒で、そう思うことはかえって逆効果になってしまうことが多いかも知れません。

ですので、グリーンに乗ればOKと気持ちを楽にして打ってゆくのも1つの方法だと思います。

ここで簡単にまとめると、80台でプレーするためにバンカーショットで必要なことは、グリーンに乗せること。ただし、寄せる必要はありません。

技術的な面では:

技術的なことについては、バンカーショットの構え方と打ち方のコツにてご紹介していますので、ここでは簡単に書かせていただきたいと思いますが・・

これは技術的なことではないかも知れませんが、バンカーショットは練習する機会が少ないショットの1つかなと、思います。

そのせいか、バンカーショットに対して苦手意識を持っていらっしゃる方が、90台でプレーするような方にも案外多くいらっしゃいます。

じゃあ、その場合はどうしたらいいか?

ということですが、これは当たり前のことかも知れませんが、打つ回数を増やして、バンカーに慣れるということが上達への一番の近道かなと、思います。

ですので、もし、通っていらっしゃるゴルフ練習場にバンカーが設置されていれば、何回かに1回はバンカーショットの練習してみてもいいかも知れません。

単純に練習する機会を増やしたら、バンカーショットの苦手意識がなくなった・・とうケースもよくありますので。

また、もし、練習用のバンカーがないような場合は、ティーアップしたボールをサンドウェッジで打つのもバンカーショットの練習になります。

この練習ではボールではなく、ティーの部分を打つのですが、詳しいやり方については下記にてご紹介していますので、よかったら参考になさって下さい。

バンカーがないところでおすすめのバンカーショットの練習方法

6)パター

80台でプレーするためには、ボギーオンが必要、パーオンが理想・・ということでした。

ボギーオンの場合は2パットでボギー、パーオンの場合は、2パットでパーになります。

そういったことを考えると、80台でプレーするためには、全部のホールで2パットを目指すということを1つの目安にしてみてもいいかも知れません。

つまり、

2パット × 18ホール = 36パット

ただ、時には長いパットが残ってしまって、3パットが出てしまうこともあると思います。

そんな時は、無理に2パットを取りにいかないようにします。

3パットというのはどうしても出てしまうものだと思いますので。

ただ、反対に1パットで決まるケースも18ホール中にはあると思います。

ですので、平均して2パット、トータルで36パットを目指すような形でもいいかも知れません。

ここで簡単にまとめると、80台でプレーするためには、平均して2パット、トータルで36パットを目指します。

技術的な面では:

3パットは出してもいい・・ということでしたが、ただ、3パットはできるだけ減らしたいので、技術的な面では、ある程度の距離感を身に付けてゆくということが大事なことなのかなと、思います。

80台やまたはそれ以下でプレーする方は、やはり、パットが上手で、特に距離感を合わせるのが上手な方が多く、グリーン上でスコアを大きく崩すということが少ないように思います。

パターの距離感を身に付けるためにできることはいくつかあるのですが、おすすめなのが、

1)手でボールを持って転がしてみる
2)カップを見ながら、パットを打つ
3)短い距離から合わせてゆく

ということになります。

1)手でボールを持って転がしてみる

手でボールを持って、ボールをアンダースローで転がしてみるのもおすすめです。その練習を繰り返して、ロングパットが上達してゆく方もいます。

2)カップを見ながら、パットを打つ

練習で、ボールではなく、カップを見たままパットを打つのも距離感を身に付けるためには、おすすめの練習方法になります。

3)短い距離から合わせてゆく

距離感を合わせる時、いきなりロングパットの練習をしてもいいのですが、それがうまくいかない場合は、短い距離、ショートパットから距離感を合わせるようにしてみるとうまくいくことがあります。

 

さて、ここまで80台でプレーするために必要なこと、必要のないことについて色々とご紹介してきました。

ゴルファー全体で見ると、80台でプレーする人の割合というのはとても少なくて、以前に日本パブリックゴルフ協会が行った調査では、80台でプレーする人の割合は16.4%、ちなみに70台は1.9%でした。

そういう意味でも、80台というのは、上級者と言えるスコアで、多くのゴルファーから尊敬されるような、そんな特別なスコアではないでしょうか。

それだけに、80台でまわるということはとても難しいことだと思いますが、もしこれから、その80台というスコアにチャレンジしてゆく方がいらっしゃいましたら、是非頑張ってください。

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