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ゴルフクラブの選び方

わかりやすいゴルフグローブの選び方。天然皮革と合成皮革の違いも

ゴルフクラブ・用品の選び方のコーナーではドライバーの選び方からキャディバッグの選び方までご紹介してきましたが、今回はゴルフグローブの選び方について、できるだけ簡単にわかりやすく解説していきたいと思います。

さて、ゴルフグローブの選び方ですが、以下の3つのステップで選んでいきます。

①素材を選ぶ(天然皮革 vs 合成皮革)
②サイズを選ぶ
③色を選ぶ

では早速見ていきましょう!

目次

①素材を選ぶ(天然皮革 vs 合成皮革)

最初のステップが素材を選ぶ、ということになります。

ゴルフグローブは大きくわけると、1)天然皮革と2)合成皮革の2つがあります。

この素材の違いによって、

1)グリップ力
2)フィット感
3)耐久性
4)価格
5)デザイン性

に違いが出てきます。

どう違うのか?ということですが、簡単な一覧表を作ってみました。

この2つの違いをもう少し詳しくご説明したいと思います。

天然皮革

フットジョイの人気モデル。天然羊革を採用することでソフトな着用感と優れたグリップ力を実現している。

1)グリップ力

ゴルファーがグローブに求める性能のベスト3が「グリップ力」「フィット感」「耐久性」になりますが、天然皮革はこの中の一つ「グリップ力」に優れています。

特にグリップを強めに握る方やヘッドスピードの速い人には天然皮革の方がおすすめです。

2)フィット感

フィット感もゴルファーがグローブに求める性能ベスト3の一つですが、天然皮革はその高いフィット感が利点の一つになります。

3)耐久性

天然皮革は汗や水に弱く、耐久性の面ではやや劣ります。


天然皮革のメンテナンスですが、干す場合は日陰で干すと比較的長持ちします。

また、使い終わった後は、少し縦方向に伸ばしてからしまってあげるといいと思います。

4)価格

天然の素材(羊など)を使用しているため、価格は合成皮革に比べると割高になります。

5)デザイン性

天然の素材を使用していることから、デザイン性ではやや劣ります。

天然皮革の中には、部分的に合成皮革を使用したモデルも多い

また、天然皮革のグローブですが、部分的に合成皮革を使用しているモデルも多いです。

全て天然皮革ではなくても、手のひらや指などグリップ力やフィット感に深く関係してくる部分が天然であれば、天然タイプと似たような性能があります。

ただ、手の平や指の部分などが天然皮革ではない場合は、天然ではなく合成皮革よりのグローブになりますので、その点は注意してください。

下はフットジョイの人気モデル。手の平と親指部分に天然皮革採用している。

合成皮革

ミズノの合成皮革タイプのモデル。磨耗しやすい部分に当て布をすることで耐久性を向上させている。

1)グリップ力

グリップ力では天然皮革に落ちますが、滑りにくいように加工を施したモデルもあります。

2)フィット感

フィット感は天然皮革に比べて落ちますが、ただ、素材が伸びたりして変形しやすい天然皮革に比べて、合成皮革はそういったことが比較的少ないので、その点で合成皮革の方を好む人もいます。

3)耐久性

合成皮革はメンテナンスも楽で耐久性も高いのが利点になります。

4)価格

天然皮革に比べると割安です。

5)デザイン性

天然皮革に比べるとデザインの自由度が高く、カラフルなものやデザイン性に優れたおしゃれなグローブもあります。

「天然 vs 合成」どっちがおすすめか?

天然皮革がおすすめ

・グリップ力を重視する人
・フィット感を重視する人
・スイングが大きい人
・ヘッドスピードが速い人

どちらか迷って決められない人であったり、初心者の人の場合も、僕としては天然皮革がおすすめです。

合成皮革がおすすめ

・耐久性を重視する人
・価格を重視する人
・デザイン性を求める人

②サイズの選び方

素材を選んだら、今度はサイズを選んでいきます。

サイズが合っていないグローブをしてスイングすると素手で打った時よりもヘッドスピードが落ちる・・・という研究結果もあるのですが、サイズ選びはそれだけ大事なことになります。

ゴルフグローブのサイズですが、手先から手首までの大きさではなくて、一般的には手のひらの横(外周)を測った数値になります。

正確には、「感情線の始まり(小指の付け根の下約1~2cm)と、生命線の始まり(人差し指の付け根の下約1cm)を通る手の円周」(出典(下の画像を含む):ゴルフグローブの選び方)を基準にします。

選ぶ際にはできれば試着して、フィット感を確かめることが大切です。

適正なサイズですが、キャスコの広瀬正美氏によると「テープを止めた状態で甲側のテープの3分の1くらいが見えるのが適正サイズ」ということ。

マジックテープをとめた際にぴったりととまるグローブを選んでしまうと、使用している間にグローブが伸びてサイズが合わなくなってしまうことがその理由ということです。

グローブというのは使っている間に伸びてきますのでその点も考慮した方がいいと思います。

③色(白と黒のどっちを選ぶ?)

最後のステップが色を選ぶ、ということになります。

ゴルフグローブの色ですが、基本的には白か黒かの2択になります。

勿論、中にはカラフルなモデルもあるのですが、基本的には白が圧倒的に多く、次が黒になります。

白か黒か、どっちがいいか?ということですが、白を選ぶ人が多いです。

ただ、白は汚れが目立つという理由から黒を選ぶ人や、コース(本番)では白を使うけど、練習では汚れが目立たない黒を使うという人もいます。

もし、迷った場合は白でいいのかなと思います。

ゴルフグローブの色についてはゴルフグローブの色。白と黒、どっちがおすすめか?にて詳しくご紹介していますので、よかったらそちらを参照ください。

さて、ここまでグローブの選び方について色々と見てきましたが、グローブを選ぶ際の参考になれば嬉しいです。

また、下記は当サイト提携先のGDOのゴルフグローブの売れ筋ランキングになります。よかったらこういったページも参考にしてみてください。

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