ホーム > ゴルフクラブ・用品の選び方 >
ゴルフクラブの選び方

ゴルフシューズの選び方。種類やお手入れ方法、乾かし方も

これまで、ドライバーフェアウェイウッドアイアンパターの選び方など、ゴルフクラブの選び方についてご紹介してきましたが、今回はゴルフシューズの選び方について解説してゆきたいと思います。

また、記事の後半ではゴルフシューズのお手入れ方法についても簡単にご紹介したいと思います。

目次

1)ソフトスパイクとスパイクレス

ゴルフシューズは大きくわけると下記の2つのタイプがあります。

①ソフトスパイク
②スパイクレスシューズ

それぞれの利点と欠点について、簡単に見てゆきたいと思います。

①ソフトスパイク

樹脂製のスパイクを取り付けるタイプのゴルフシューズになります。

以前は金属製のスパイクが主流でしたが、コースの芝などを傷つけることから、ソフトスパイクと呼ばれる樹脂を使ったスパイクが一般的になりました。

利点

利点ですが、スパイクレスシューズに比べると、グリップ力に優れていること

また、スパイクの部分を交換できますので、ソフトスパイクのシューズに比べるとグリップ力を維持してゆくことができる点も利点です

特に雨の日など、滑りやすい状況でのプレーであったり、または、下半身を大きく使うタイプの方(体重移動を積極的にしてゆくゴルファーの方)はこのソフトスパイクタイプのゴルフシューズがおすすめです。

欠点

欠点ですが、スパイクが歩く時に芝にひっかかったりすることもあって、スパイクレスに比べると少し疲れやすいかも知れません。

②スパイクレス

スパイクがついておらず、ソールの溝、パターンや素材などによってグリップ力を高めているタイプのシューズになります。

利点

このタイプの利点は、

・履きやすい
・疲れにくい

といった点になります。

スパイクがついていないため、普通の靴のような感覚で履くことができます。

例えば、自宅から練習場に行く際に(本当はシューズは持って行ってその場で履き替えるのがいいですが)最初からスパイクレスのゴルフシューズを履いてゆく人もいますが※、気軽に履けるのは大きな利点だと思います。

※アスファルトを歩くだけでソールの溝、パターンの部分がダメージを受けますので、できるだけ練習場もしくはコースに着いてから履き替えた方がいいのかなとは思います。

また、疲れにくいというのもスパイクレスの利点だと思います。

欠点

欠点ですが、ソールが削れてしまうとソフトスパイクのように交換ができないため、グリップ力が落ちてしまい、買い換えが必要になります。

ただ、ソフトスパイクの方が摩耗が早いです。スパイクレスはその点、ソフトスパイクシューズよりは摩耗が遅くなると思います。

どちらがおすすめか?

どっちがおすすめか?ということですが、上記の利点を考えると、ゴルフシューズにグリップ力を求める人はソフトスパイクがおすすめ。

履きやすく、疲れにくいものがいい人はスパイクレスがおすすめです。

また、スイングのタイプによっても選び方は変わってくると思います。

スイング中に下半身をあまり使わないようなタイプの方、ゴルフコースでも足が滑った・・なんてことが殆どない方はスパイクレスでもいいかも知れません。

逆に下半身を積極的に使ってゆく方はスパイクレスだと滑ってしまうことがありますので、ソフトスパイクの方がおすすめです。

ソフトスパイクとスパイクレスについては、ソフトスパイクとスパイクレスの違いを比較。どっちがおすすめ?という記事も書いています。

2)革靴タイプとスニーカータイプ

ゴルフシューズにはまた、革靴タイプとスニーカータイプがあります。

その昔はゴルフシューズというと革靴タイプが主流でした。

以前主流だった革靴タイプのゴルフシューズは恰好はいいのですが、重くて疲れやすいというのが欠点でした。

しかし、現在ではそういった点にも考慮して、軽くて履き心地のいい革靴タイプ(人工皮革や天然皮革使用)のものが多く販売されており、人気があります。

履き心地で考えると圧倒的にスニーカータイプの方がよいのですが、防水性、または耐久性という面で問題が出てくることもあります。

特にゴルフは雨の中でプレーしたり、砂の中に足を埋めたりと、ゴルフシューズは過酷な環境の中で使われますので、そういった意味でも耐久性や防水性のある革靴タイプは人気があります。

ただ、スニーカータイプでも防水性のあるものもありますし、履き心地を優先する方、軽さを優先する方にはやはりスニーカータイプがおすすめです。

3)サイズ

ゴルフシューズを選ぶ上で、もう1つ重要なポイントがあって、それは何かというと、他の靴を選ぶ際と同様、自分にあったサイズを選ぶということになります。

そのためには試し履きをすることがおすすめです。

足は個人差が非常に大きいと言われていて、同じ足長の人でも、足幅や甲の高さ、土踏まずの深さ・・などが違ってくることがあります。

ですので、試し履きをした上で自分に合ったものを選ぶということが重要です。

試し履きをする場合ですが、片足だけではなく、両足で履いてください。

足のサイズというのは左右で違ってくることもあって、片方はピッタリなのに、もう片方の足はすごくきつくて履けない・・なんてこともありますので。

また、試し履きをする場合はゴルフコースにいつも履いてゆく靴下を履いて行かれた方がいいと思います。

4)機能

ここで少し話が変わりますが、あったら便利な機能についてご紹介したいと思います。

Boa(ボア)機能(ダイヤル式)

ゴルフシューズの中にはBoa(ボア)機能がついたものもあります。

Boa(ボア)機能とは、↑のダイヤルを回すことでワイヤーが締まる仕組みのことで、紐よりも簡単にしかも、フィット感も高められることで人気があります。

脱ぐ時(緩める時)もワンプッシュで一気に緩まるタイプもあって、何かと便利です。

どうしてもなくてはならない機能ではありませんが、こういったBoa機能のあるシューズも試してみる価値はあるかも知れません。

5)メーカー

ゴルフシューズのメーカーで人気なのは、フットジョイ、ナイキ、アディダス、ブリヂストン、プーマ、ダンロップ、ニューバランス、ミズノなどになります。

ゴルフシューズの売れ筋については下記を参考にしてみてください。

ゴルフシューズの売れ筋ランキング

6)ゴルフシューズのお手入れの方法

最後に、ゴルフシューズのお手入れの方法について簡単にご紹介したいと思います。

乾かし方

雨の日などのプレーで靴の中が少し濡れてしまったような場合は靴を乾かしてから片付けるようにすると、靴も長持ちします。

その際、ドライヤーなどを使うのもいいですし、靴専用のドライヤーやグッズを使うのもいいと思います。

下は靴専用のドライヤー。除菌や脱臭機能がついたものも多い。ゴルフシューズ以外の靴にも使えますので、こういったものを1台用意しておくのもいいかも知れません。

また、手作りのグッズでゴルフシューズの中を乾かす方法もあります。

その方法ですが、まず新聞紙を丸めます。

その上からキッチンペーパーをかぶせて、それを靴の中に入れておきます。手軽に靴を乾かすことができるのでおすすめです。

いずれにしても、濡れたままシューズケースの中やゴルフバックに入れておいたら、かびがはえていた・・なんてことはよくありますので、濡れた場合は必ず乾かすようにしてください。

汚れの落とし方

汚れの落とし方ですが、シューズのタイプによって違ってきます。

天然皮革の場合

ブラシなどで汚れを落とした後に、乾いた布にクリーナーをつけて、汚れを拭き取ってゆきます。

人工皮革の場合

濡らした布で汚れを拭き取ります。

その後、風通しのよい日かげでシューズを乾かします。

天然繊維や合成繊維の場合

水をつけたブラシや濡らした布などで汚れを落とした後、風通しのよい日かげでシューズを乾かします。

 * * *

余談ですが・・

防水スプレー

特にスニーカータイプのシューズなどは雨の日に濡れやすいですから、防水スプレーなどをバッグに入れておいたりすると便利です。

靴ひも

ゴルフシューズを脱ぐ際、ひもはかなり緩めてからしまっておいた方がいいです。

足をスポっと抜いただけで片付けてしまう方も多いです。

そういった方はシューズを履く際に結び目だけほどいて足を無理矢理押し込むということになると思います。

しかし、足の状態というのは日や時間帯によって違うもの。

ですから、履く際にひもを十分に緩めておいて締めなおすことで靴を足にしっかりとフィットさせることができます。

スコアが劇的に変わった人が実践したゴルフ理論とは
↑僕も実践してみました。その上達法やゴルフ理論の感想について書いてみました。一度ご覧になってみてください。