【ゴルフ】バックスイングで顔が動くのはNG?顔の向きは何が正解か?
こんにちは。ゴルフ総研の森です。
前回、頭が動く(上下左右に動く)ことについて。頭を動かさないようにする必要はないではスイング中(バックスイング中)に頭が動いてしまうことについて、また、頭を動かさないようにする必要がない理由について、ご紹介しました。
今回は、バックスイングでの顔の向きについて解説していきたいと思います。
バックスイングで顔が動くのはNG?顔の向きは何が正解か?
これは冒頭でご紹介した記事の中でもお伝えしましたが、以前に国内外のトッププロ、50人以上のスイングを分析したところ、その50人の中で頭を動かさないでスイングをしていたプロは一人もいませんでした。
この記事の中でも書かせていただきましたが、頭がスイング中に動くのが自然な形なんですね。
じゃあ、顔の向きはどうでしょうか?
顔はバックスイングの最中もボールに向けたままがいいのでしょうか?
それとも体の回転と一緒に右に向けてもいいのでしょうか?
バックスイング中の顔の向きですが、バックスイングでは体を右に回転させていきます。
この時、顔の向きはどうなるか?
ということですが、例えば、真っすぐに立っていただいて、体を右にくるっと回転させてみるとわかると思いますが、顔も自然と右に回転すると思います。
これが自然な形なんですね。
ゴルフスイング(バックスイング)でも、体が右に回転すると同時に顔も必然的に右に回転します。
つまり、アドレスではボールの方向を向いていた顔が、バックスイングでは右に回転してゆく、という形になります。
そして、それが正解になります。
中には顔をボールの方向に向けたままスイングをした方がいいと思っている方もいらっしゃって、実際にそのようにスイングをしている方もいますが、それをやってしまうと体の回転が抑制されてしまいます。
すると、スイングが小さくなったり、または、右足に十分に体重が乗らずにスイングスピードが落ちたりします。
その状態で無理にスイングを大きくしようとしたり、無理に右足に体重を乗せようとすると今度はリバースピボットという動きになってしまい、スライスや引っ掛けが出るようになったりします。
ですので、そうならないように、バックスイングでは体の回転と一緒に顔も右に回転させてください。
顔は右に向けてもいいが、ボールからは目を離さない
ただ、この時、バックスイングで顔を右に回転させる際に気を付けていただきたいことがあって、それは何かというと、顔を右に回転させる時、「視線はボールから外さないようにする」ということです。
中には顔を右に回転させる際にボールから目を離してしまう方がいるのですが、これをやってしまうと、体が右に流れ過ぎてしまって、スウェーやリバースピボットの原因になります。
ですので、顔は右に回転させてゆくわけですが、視線だけはボールから外さないようにします。
また、この時、顔を右に回転させてゆくことで、顔というか、頭(自分)がボールから離れていくような感覚になりますが、その感覚で間違っていません。
ただ、頭(顔)は右に動かすというより、右に回転させる意識でスイングをすることが重要です。
正確に言うと、頭は右に回転しながらら、わずかに右に動く形にはなるのですが、あくまでも右に回転させる意識でスイングをすることが大事です。
右に動かす意識だと頭や体が右に流れ過ぎてスウェーの原因になりますので、その点には注意してください。
頭や顔の向きについてはこういった記事も書いていますので、よかったら参考になさってください。
ということで、今回はバックスイングで顔が動くということについて、また、顔の向きは何が正解か?ということについて色々と見てきました。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。
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