素振りの場所が室内しかない時に使いたい練習器具(バット、アイアン他)
素振りについてはこれまで、
・素振りの方法とその効果について
・連続素振りと水平素振り、スローモーション素振り
・スライス矯正に効く5つの素振り
・右手1本で素振りする、右手1本で打つ練習方法
などの記事をご紹介してきました。
今回は素振りの場所が室内しかないような時に使える練習器具をご紹介したいと思います。
本当は外で素振りの練習がしたいのだけど、素振りができる場所が室内(自宅のリビングなどなど)しかない・・・ということもあるかも知れません。
室内だと、例えば、サンドウェッジであっても素振りするのはなかなか難しいかも知れませんが、そんな時は室内用の練習器具を使うのも一つの方法かなと思います。
サンドウェッジの長さだと難しいけど、素振り用のバッドやグッズであれば、振れるスペースがある・・・ということもあるかも知れませんので。
サンドウェッジだと、例えば、36インチの長さだと、90センチちょっとになりますが、室内用のクラブは60センチ程度のものもあります。
そんな室内用(素振り用)の練習器具でおすすめなものをいくつかご紹介したいと思います。
※練習器具は入れ替わりが結構あるので、今後売り切れになってしまうかも知れません。その時々で更新してゆきたいと思います
ライト(LITE) パワフルスイング
これは僕自身も愛用しています。短いものだと60センチちょっとのものもあります。
バットのような形をしていますが、握る部分はゴルフ用のグリップになっています。
重さもあって、ゴルフで使う筋肉のトレーニングにも適していると思います。
僕の場合は寝る前によく振っています。
※あまり激しい運動をすると寝つきが悪くなる方もいらっしゃいますので、ご注意ください。僕の場合は、軽いトレーニングをすると、むしろ寝つきがとてもよくなるので・・
→ ライト パワフルスイング(アマゾンにつながります)
ロジャーキング ヘビー ショート アイアン
これは上記の写真の通り短いアイアンで(57cm)、室内でも振りやすいのですが、重さが 1キロちょっとあります。
パワーアップにもいいですし、後は、アイアンのヘッドがついていますから、フェースの向きを意識しながら、練習できるのもいいと思います。
矯正グリップとノーマルグリップの選択肢があったら、ノーマルグリップの方がおすすめです。
実際使っている方々の口コミ評価も◎
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パワースウィング
これはかなり前からある練習器具の1つです。
空気抵抗を感じながらスイングすることができて、パターアップの練習や、それからインパクトを意識するためにもよい練習になるかと思います。
実際に振ってみると、結構な抵抗があります。
・・・が、案外大きい(色々なメーカーから発売されていて、ものによっては80センチ程度の長さ)になるのと、ビュン!と振ると結構な風になってしまうので、例えば、ご自宅だとそれなりにスペースがないと難しいかも・・知れません。
→ パワースイング(色々なメーカーから発売されています)
他にも色々な練習器具がありますので、下記のショップなどをよかったらチェックしてみてください。
素振りをしているのに上達しないのは何故か?
室内用(素振り用)の練習バットやクラブを使う時に大事なポイントがあります。
これはよくあることだと思うのですが、素振りの練習を続けているのに、一向に上達しない、むしろ、スライスがひどくなった、とか、引っ掛けがひどくなった・・・というケースもあります。
何故こんなことが起こるのでしょうか?
それは恐らく、間違った形で素振りを繰り返してしまったから、また、それを繰り返すことによって、自分の悪い癖が強化されてしまったからかも、知れません。
素振りで大事なことですが、いくつかポイントがあります。
1)ボールがあると思ってアドレスすること
1つ目がアドレスです。
素振りをする際も構え方というのは大事になってきます。
ゴルフではアドレスで、右手が左手よりも下に来ます。(右利きの場合)
すると、右肩が左肩よりも少し下がりますが、それが自然な形になります。(アドレスでは右肩を下げる。背骨の傾き(右に傾けること)について)
この時、右肩の位置が高いと・・・ダウンスイングでアウトサイド・インの軌道になりやすくなります。
これについては、アドレスでは右肩を下げる。背骨の傾き(右に傾けること)についてでご紹介しましたので、今回は省きたいと思います。
ただ、素振りをする際、ボールを打たなくてもいいために、右肩を下げないで構えて、振る方が結構多くいらっしゃいます。
このような形で素振りを繰り返すと、カットスイングを強化してしまうこともあります・・
ですので、アドレスでは必ず、右肩を左肩よりも下げるようにすることが一つ目のポイントです。
その際はグリップの位置にも気を付けてみてください。(アドレス時のグリップ(両手)の正しい位置。ドライバーからアイアンまで参照)
2)今の素振りでどのようなショットが出るか?と意識する
これはまた後程詳しくご紹介したいと思いますが、素振りをする際は、今の素振りだとどのようなショットが出るだろうか?と考えてみることも大事なポイントになります。
これはプロでも大事にしている人もいますが、素振りの際、実際にはショットは打ちませんが、今の素振りでどのようなショットになっただろうか・・・と考えてみることがとても大事なポイントになると思います。
あるトッププロが、今の素振りでこんなショットになったと感じることができる人は上達が早い・・・と語っていましたが、その通りなのかも知れません。
インパクトのフェースの向きを意識しながら、素振りをするとしないとでは、雲泥の差になります。
おすすめなのは、あえて、
①プッシュアウトになるだろうなという素振り
②引っ掛けになるだろうなという素振り
③スライスになるだろうなという素振り
④フックになるだろうなという素振り
・・・をしてみることです。
ただ、素振りをするのと、この4つを意識して素振りをするのとでは、素振りの効果が大きく変わってきます。
この4つに慣れてきたら、高いショット、低いショット・・・という風に意識してみるのもいいかも知れません。
▼スコアが劇的に変わった人が実践したゴルフ理論とは
↑僕も実践してみました。その上達法やゴルフ理論の感想について書いてみました。一度ご覧になってみてください。