アプローチショットでのバックスピンのかけ方
グリーン周りのアプローチショット。
低く出て、2、3回スキップ、そして「キュキュッ」と止まるバックスピンのきいたショットは見ていて楽しいものです。
今回は実際にバックスピンのきいたアプローチショットの打ち方についてご紹介させていただきたいと思います。
バックスピンのかけ方
さて、バックスピンのきいたアプローチショットをご紹介する前に、このショットを打つ際の条件についてですが・・・
まず、ライ(ボールが置かれた状態)ですが、ふかふかの芝(ラフ)ではなく短く刈られた芝で地面が硬めの状況でこのショットを使います。(グリーン周りで使用します)
使用するクラブはサンドウェッジ。打ち方はこんな感じになります:
①ボール(ポジション)は右足の前にセットする
②ハンドファーストにして、サンドウェッジのバウンスが地面につかないようにする(バウンスの効果をなくす)
③左足に体重を多くかける
④ボールは低く出すように、ダウンブローで打つ(クラブヘッドの最下点よりも前に打つ)
⑤ヘッドはインパクトで必ず加速させる
これはトム・カイトやベン・クレンショーといったメジャー優勝者を育てたハーヴィー・ぺニック氏(1904-1995)が著書で残した内容ですが、サンドウェッジのバウンスをなくすように指摘している点に注目して下さい。
グリップの位置ですが、アドレスの時点で左足の太ももの前になる程度にハンドファーストに構えます。両手は前、ヘッドは後ろという関係を最後まで崩さないようにします。
後はヘッドを加速させること。
フェースを返そうなどとは決して思わないで下さい。両手が先に行って、ヘッドは自然に引っ張られるような感覚でもいいと思います。
また、これは殆どのショットに当てはまりますが、スピンをかける際はダウンブローで打たなければなりません。
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