ゴルフスイング編

【ゴルフスイング】スウェーしない3つの方法！こうするとスウェーを防止できます

こんにちは。ゴルフ総研の森です。

前回、体重移動とスウェー（スエー）の6つの違いとは？では体重移動とスウェーの違いについてご紹介しました。

今回は、スウェーしない方法について、こうするとスウェーを防止できる・・という方法について解説していきたいと思います。

スウェー・・・バックスイングで体、もしくは腰が右にスライドしてしまう（流れてしまう）こと

スウェーの3つの原因と直し方

スウェーとは、バックスイングで体、もしくは腰が右にスライドしてしまう（流れてしまう）ことを言います。

バックスイングでは本来、体を回転させなければいけません。

それなのに体が右にスライドしてしまうのは何故か？

ということですが、これには主に3つの原因があります。

ここからはその原因とその改善方法について見ていきたいと思います。

①体を回転させる意識がない

スウェーしてしまう1つ目の原因が、体を回転させる意識でスイングしていないことです。

ボールを打とうとすると、どうしても手や腕を使いたくなります。

勿論、手や腕は使わなければいけないのですが、ただ、それだけだと実はボールは飛ばないんですね。体の回転が伴っていないからです。

体の回転が伴っていないと手打ちになってしまって、振っても振っても飛ばないということが起こったりします。

ゴルフスイングと手打ちについて。原因と直し方のポイントとは？

また、体を回転させずに手や腕を振り上げようとすると、飛ばないのでもっと振りたくなるものですが、その過程でスウェーしやすくなるんですね。

では、どうしたらいいかと言うと、体の回転を意識することです。

飛ばし屋と言われる人達は例外なく、体を大きく回転させています。

バックスイングで体を大きく回転させると、その分だけダウンスイングでヘッドを加速させることができて、ヘッドスピードが上がり、結果的に飛距離も出るようになります。

そうなると振れば振るほど飛ぶ、と言う状態になります。

ですので、スウェーをしないためには、一旦手や腕を振ることは置いておいて、バックスイングでは体を回転させることを意識してみてください。

その際は、肩を90度回すことを一つの目安にしていただくといいです。

もしくは、バックスイングのトップで背中が目標を向く意識でスイングしていただいてもいいと思います。

そんな形で体の回転を意識するだけで、スウェーしなくなっていくことも多いです。

体を回転させることについては以下の記事でまとめてご紹介していますので、よかったらそちらもご覧ください。

ゴルフスイングと体の回転についてのQ&Aのまとめ

②右肩の位置が高い

スウェーしてしまう2つ目の原因が、右肩の位置が高いことです。

え？と思われた方もいらっしゃるかも知れません。スウェーと右肩の位置がどう関係しているのかな？って。

ここでいう右肩の位置とは、アドレスでの右肩の位置です。

ゴルフではクラブを握る際、左手よりも右手が下に来ます。

すると、右手が下になる分だけ、右肩が左肩よりも下がるのが自然なんですね。

そうやって、右肩を左肩よりも少し下げて構えると、背骨が若干ですが、右に傾きます。

プロのドライバーのアドレスの姿勢を正面から見ていただくと、若干ですが背骨が右に傾いているのがわかると思います。

このように若干右に傾いた背骨を軸にして、そのままくるっと回転すると右足に簡単に体重が乗ります。

ただ、この時、右肩を下げずに構えると、背骨は地面と垂直になります。

すると、そのまま回転しても体重は右足には乗らないんですね。（乗りにくいです）

そうなると飛ばないので、何とかしたくなります。

その際にやってしまうのがスウェーなんですね。

体重が右足に乗らないので体を右にスライドさせて右足に体重を移動させようとしているわけです。

ただ、これだとスウェーになってしまって、飛距離は出なかったりします。

この根本的な問題を探っていくと、アドレスで右肩を下げていないことに辿り着いたりします。

この話の続き、また右肩の正しい位置については以下でご紹介していますので、もし自分は当てはまっているかなと思った方は下記をご覧になってみてください。

アドレスでは右肩を下げる。背骨の傾き（右に傾けること）。肩が開く理由についても

③体が回転できていない

スウェーしてしまう3つ目の原因が、体が回転できていないことです。

1つ目でご紹介したように体を回転させる意識がないわけじゃなく、体は回転させようとしているのだけど、実際には回転できていないケースです。

こういうパターンもとても多いです。

中には「どうやって体を回転させればいいかわかりません」とおっしゃる方もいますが、そういう方は体を回転させるというより、胸を右に向けていく意識でバックスイングをしていただくといいのかなと思います。

具体的には、アドレスで正面を向いている胸をバックスイングでは右に向けていきます。

胸の向きを意識していただくと、意外と回転に体を回転させることができますので、よかったらやってみてください。

また、①でご紹介したように、バックスイングのトップで背中を目標に向ける意識だとうまくいく方もいらっしゃいますので、場合によってはその方法も試していただくといいと思います。

ということで、今回はスウェーをしない3つの方法について見てきました。

最後までお読みいただいて、ありがとうございました。

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↑僕も実践してみました。その上達法やゴルフ理論の感想について書いてみました。一度ご覧になってみてください。