【ゴルフスイング】「トップが浅い」の5つの対処法。回転不足を解消する方法！
こんにちは。ゴルフ総研の森です。
前回、頭が動く（上下左右に動く）ことについて。頭を動かさないようにする必要はないではスイング中に頭が動くことについて、また、頭はどの位動かしてもいいか？ということについてご紹介しました。
今回は、ゴルフスイングのトップが浅い場合の対処法について、また、バックスイングの回転不足を解消する方法について解説していきたいと思います。
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「トップが浅い」の5つの対処法！
さて、バックスイングのトップが浅い場合ですが、今回は5つの対処法をご紹介したいと思います。
全て実践していただいてもいいですし、ご自分にできそうなところから、またはご自分に合っているかなと思うところだけを実践していただいてもいいと思います。
①胸を回転させる
トップが浅い場合の1つ目の対処法が、胸を回転させる意識でバックスイングをすることです。
バックスイングでは体を右に回転させていきますが、どうしても手や腕を振る意識が強くなりやすく、そうなると体の回転が疎かになりやすいです。
それでトップが浅くなってしまっている方も多いですが、その場合は手や腕を振ることは一旦置いておいて、体の回転を意識していただくといいと思います。
ただ、もし単純に体を回転させようと思ってもうまくいかない場合は、胸の向きを意識していただくといいと思います。
具体的には、アドレスの時点では胸は正面を向いていると思います。
その胸をバックスイングでは右に向けてゆく意識で回転してみてください。
そして、スイングのトップでは、胸が右（ターゲットとは正反対の方向）を向くように意識してみます。下のような形ですね。
このように胸の向きを意識すると、深く回転できるようになると思います。
この胸の向きを意識する方法については以下で詳しくお伝えしています。
②胴体もバックスイングで回転させる
トップが浅い場合の2つ目の対処法が、胴体も回転させる意識でスイングすることです。
先ほどは、胸を右に向ける意識でスイングする方法をご紹介しましたが、人によっては胴体を右に回転させる意識の方が合っている方もいます。
具体的には、胴体、もしくはおへそですね、おへそを右に回転させる意識でバックスイングをしていきます。
具体的には、バックスイングでおへそを右に45度程度回転させるイメージでバックスイングをしていきます。
中には、腰を回転させない方がいいと思っていて、そのために（腰の回転を抑制しているために）トップが浅くなっていたり、バックスイングで回転不足になっている方もいます。
ただ、腰は回転させていいんですね。
というのも、肩も腰もつながっています。
肩を回転させれば、腰も回転します。
肩を深く回転させたかったら、腰も大きく回転させる必要があるんですね。
腰はむしろ、意識して右に回転させるようにしてみてください。
その方がより自然な動き、スイングになりますし、スイングそのものも大きくなると思います。
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ただし、一つだけ注意点があります。
それは腰を右に回転させる際、右ひざが伸び切ってはいけないということです。右ひざが伸び切ってしまうと、むしろ回転できなくなるためです。
これについては以下で詳しくお伝えしています。
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③右足のつま先を開く
3つ目の対処法が、右足のつま先を外側に開くことです。
右足のつま先を外側に開くとバックスイングで体を回転させやすくなり、より深く回転できるようになります。
ただし、開き過ぎると今度はダウンスイングで体を左に回転させにくくなるので、やり過ぎないようにしてください。
僕のおすすめは右足、左足のつま先をどちらも20～30度程度外側に向けて構えることです。
体が硬い方の場合は、両足のつま先を30度程度開いてみてください。
このつま先の向きに関してはスタンスと左足、右足のつま先の向き【つま先はどの位開くのがいい？】にて詳しくご紹介していますので、よかったらそちらも参考になさってください。
④ヒールアップする
4つ目が、ヒールアップをしてみることです。
ヒールアップとは、バックスイングで左足のかかとを地面から浮かせる動作のことをいいますが、ヒールアップにはスイングを大きくする効果があります。
ドライバーやアイアンでヒールアップをするメリット・デメリット
ヒールアップのやり方ですが、バックスイングをスタートしてすぐ、もしくは、両手が右足の真上に来たあたりから、左足のかかとを上げてゆきます。
左足のかかとは、数センチ～5センチ程度、地面から浮かせるようにしてみてください。ちなみに、地面から浮かせるのはかかとだけで、つま先は浮かせません。
バックスイングのトップまで来たら、今度は浮かせた左足のかかとを元の位置に戻すようにして切り返してゆきます。
⑤右足を少し後ろに引く
5つ目の対処法が、アドレスで構える際に右足を少しだけ後ろに引いて構えることです。
つまり、クローズスタンスで構えるということですね。
【クローズスタンスとは？】構え方、メリット・デメリットについて
通常は、ボールと目標を結んだ目標ラインに対して、両足のラインが平行になるように構えます。
この状態から右足を少し後ろに引いて構えると、クローズスタンスになります。
このように構えると、体を深く回転させやすくなります。
ちなみに、右足をどの位後ろに引いたらいいか？ということですが、1つの目安として、右足を5センチから10センチほど後ろに引いていただくといいと思います。
その際ですが、右肩まで後ろに引いてしまわないようにしてください。それをやってしまうと体全体が右を向いてしまうことになりますので。
ということで、今回はトップが浅い場合の対処方法について色々と見てきました。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。
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↑僕も実践してみました。その上達法やゴルフ理論の感想について書いてみました。一度ご覧になってみてください。