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トラブル解決編

ドライバーは必要?不要?【ドライバーを抜くという選択肢】

今回はドライバーは必要か?それとも不要か?というテーマでお話したいと思います。

ただ、最初に結論からお伝えすると、ドライバーを抜いてプレーするという選択肢があってもいいと思います。

実際にドライバーなしでプレーして、100を切る人もいます。中にはドライバーを抜いて、アイアンだけで70台で回ってくる人もいます。

ティーショットはドライバーではなくてもフェアウェイウッド、ユーティリティ、またはアイアンで打つという方法もあります。

「でも、ドライバーを使わないとスコアが悪くなるのでは?」と思われるかも知れませんが、そんなことはありません。

アマチュアの場合はむしろ、ドライバーがない方がスコアが良くなるケースが多いと思いますし、プロがトーナメントでプレーするような距離のあるコースでなければ、ドライバーはどうしても必要というわけではないと思います。

勿論、ドライバーを思い切って打つのもゴルフの醍醐味の一つだと思います。

ですので、僕はドライバーを使わないことを推奨するつもりはありませんが、必要か不要かと聞かれれば、ドライバーはなくても十分にプレーできると思います。

記事の中ではドライバーは必要か?不要かというテーマについて、もう少し深掘りしてゆきたいと思います。

目次

ドライバーは必要か?不要か?

ドライバーは必要か?不要か?

ということですが、冒頭でも書かせていただいた通り、ドライバーがなくても十分にプレーできると思いますし、例えば、100を切ることが目標の場合は、むしろドライバーはない方がいいかも知れません。

というのもドライバーでティーショットを打って、林に打ち込んだり、OBを出したりすることで大叩き・・結果、スコアがまとまらない・・というケースが多いからです。

後ほど、スコア別にドライバーは必要か?ということについて考えてみたいと思いますが、100を切るのであれば、ドライバーはいらないと思います。

また、人によってはアイアンだけで70台で回ってくる人もいますから、どのスコアを狙うにしてもドライバーはどうしても必要というわけではないかも知れません。

特に初心者の人の場合は、ドライバーがない方がスコアがまとまりやすいと思います。

練習ではドライバーは必要か?不要か?

ラウンドする分にはドライバーは必須アイテムではない。

そんな風に書かせていただきました。じゃあ、練習ではどうでしょうか?

これは色々な考え方があると思いますが、僕は練習ではドライバーはあった方がいいと思います。

実際のラウンドでは使わないにしても練習場ではドライバーは打った方がいい。

何故か?

ということですが、それはドライバーが最も曲がりやすいクラブだからです。

アイアンの場合、ドライバーに比べるとバックスピン量が多くなります。

するとどうなるかというと、例えば、スライスが出るようなスイングをしていても、バックスピンがサイドスピンを打ち消してくれて、ボールが真っすぐに飛んだりするんですね。

もっとも、アイアンであっても、スライスが出る場合も勿論ありますが、ただ、ドライバーに比べると曲がりにくく、曲がり幅も小さくなる傾向があります。

だから、アイアンではそんなに曲がらないのにドライバーだと曲がる・・なんてことが起こったりします。

ドライバーがアイアンよりも曲がりやすいのは、ロフト角が関係していて、ロフト角が少ないドライバーの場合は、ロフト角の多いアイアンに比べてバックスピン量が少なく、その分サイドスピンがかかりやすくなります。

つまり、曲がりやすくなる、ということになります。

ですので、自分がどんなスイングをしているのかを知るためには、アイアンのようにロフト角が大きなクラブではなく、ドライバーのようにロフト角が少ないクラブの方が適しています。

だから、練習ではドライバーはあった方がいいと僕はそう思っています。

もっとも、フェアウェイウッドもアイアンに比べてロフト角が小さいのでボールは曲がりやすくなります。ですので、フェアウェイウッドを練習で打つ・・でもいいと思います。

ただ、最もロフト角が少ないドライバーを最初から練習で打っておくことで、アイアンが簡単に思えてくることもあります。

そういう意味でも、練習ではドライバーを打った方がいいと思います。これは中級者の人もそうですし、初心者の人であっても、です。

ドライバーを抜く場合のクラブセッティングについて

では、ドライバーを抜いてしまう場合、コースでのクラブセッティングはどうしたらいいでしょうか?

①3番ウッド、もしくは5番ウッドを入れる

ドライバーを抜いて、3番ウッド、もしくは5番ウッドから入れるという方法です。

②ユーティリティから

フェアウェイウッドも抜いて、ユーティリティから入れるというのも一つの方法です。

また、この場合はユーティリティの他にショートウッド(7番ウッド、9番ウッド)から入れる、でも構いません。

このセッティングですが、①3番ウッド、もしくは5番ウッドを入れるは中級者から初心者におすすめ。②ユーティリティからは初心者の人におすすめです。

または、思い切ってアイアンだけでプレーするという方法もいいと思います。

これについてはアイアンだけで回る、ラウンドする方法【100切りも可能です】にてご紹介していますので、よかったらそちらをご覧ください。

最後までドライバーは入れなくていいか?

では、ドライバーはずっと入れなくていいか?

ということですが、これはその人によると思います。

ドライバーがなくてはならないというルールはありませんから、ドライバーなしでゴルフを楽しむ、でもいいと思うんですね。

ただ、先ほども書かせていただきましたが、ドライバーで思い切り打つというのもゴルフの醍醐味だと思いますので、いずれはドライバーを入れてプレーするのもいいかも知れません。

じゃあ、いつドライバーを入れたらいいか?ということについて、次に考えてみたいと思います。

スコア別にドライバーの必要性を考えてみる

ここからはスコア別にドライバーの必要性、もしくはドライバーを入れるタイミングについて考えてみたいと思います。

120を切る

120を切る!120切りの7つの方法と戦略とは?でも書かせていただきましたが、120を切るためには、

①ナイスショットはしなくていい
②OBを打たないと確信できるクラブで打つ

といったことがポイントになると思います。

①ナイスショットはしなくていい

平均スコア110で回ってくるゴルファーが1ラウンドの中でパーオン※する回数は0回という調査結果もあります。

※パーオン・・・規定の打数よりも2打少ない状態でボールをグリーンに乗せること。パー4のホールであれば、2打でグリーンに乗せること

パーオンしなくていい、そう考えると、ティーショットをそこまで飛ばす必要はないと思います。

そう考えると、この段階では(120切りのためには)ドライバーは必要ない・・ということになると思います。

②OBを打たないと確信できるクラブで打つ

120切りのためにはナイスショットは不要、ということでしたが、ただ、1つだけ条件があります。

それはOBを打たないということです。

だから、ティーショットはOBを打たないと確信できるクラブで打つということが大切になってきます。

そういうことを考えると、120切りを目指す人の殆どはドライバーは打たなくていい、ということになると思います。

110を切る

110を切る!110切りの7つの方法と戦略とは?でもご紹介しましたが、110を切るには

OBを打たないと確信できるクラブで打つ

ということが大切になってくると思います。

平均スコア90のゴルファーが、1ラウンド14回のティーショットでフェアウェイをとらえた回数は5回という調査があります。

平均スコア90のゴルファーでもフェアウェイに乗る確率は35%程度ですから、110を切るためには、フェアウェイにどうしても打つ必要はないと思います。

ただ、1つ条件があって、それがOBを打たないということになります。

110を切る!110切りの7つの方法と戦略とは?でもご紹介しましたが、110切りのためにはボギーオンかダブルボギーオンを目指すのがいいと思いますが、その上で重要なのがOBを打たないということになります。

ボギーオン・・・パー4のホールで、3打でグリーンに乗せること。パー5であれば、4打で乗せること。パー3であれば、2打で乗せること。

ダブルボギーオン・・・パー4のホールで、4打でグリーンに乗せること。パー5であれば、5打で乗せること。パー3であれば、3打で乗せること。

そう考えると、110切りのために、ドライバーが必要になってくる人は少ないと思います。

100を切る

100を切る!100切りの7つの方法と戦略とは?でもご紹介しましたが、100切りのためにはティーショットを2回、フェアウェイに乗せることを目指すといいかと思います。

フェアウェイに2回乗ればそれでOK、距離もそれほど出す必要はありません。

ただし、条件があって、それが先ほどと一緒でOBを出さないことになります。

100を切る!100切りの7つの方法と戦略とは?でもご紹介した通り、100切りのためにはボギーオンを目指すといいかと思います。

パー4のホールであれば、3打でグリーンに乗せたら目標達成ですから、そのためにはドライバーはどうしても必要ではないかも知れません。

ということで、ボギーオンする上でドライバー抜きだと飛距離不足を感じている人を除くと、100切りのためにもドライバーはどうしても必要ではないと思います。

90を切る

90を切る!90切りの7つの方法と戦略とは?では90切りのためにはティーショットを5回フェアウェイに乗せると書かせていただきました。

ただ、これも同じように条件があって、OBを打たないクラブでティーショットを打つということになります。

また、90切りのためにはボギーオンを目指しましょうと書かせていただきました。

ボギーオン、2パットでボギーになりますが、全てのホールでボギーだと90になります。これで90切りの一歩手前。あとはどこかでパーを1つ取ればいいわけです。

90切りのためには、そんな形でコンスタントにボギーオンをする必要があるわけですが、そのためにドライバーが必要だと思った場合は、ここがドライバーを入れるタイミングになるかも知れません。

ただ、ドライバーがなくてもコンスタントにボギーオンが可能だと思われた場合は、ドライバーはどうしても必要ではないかも知れません。

80を切る

80を切る!80切りの7つの方法と戦略とは?でも書かせていただきましたが、80切りのためには2ホールに1回パーオンすることを目指すといいと思います。

2ホールに1回パーオンですから、それなりにハードルは上がりますし、それなりの距離を打つ必要も出てきます。

ですので、このタイミングでドライバーを入れてみるのもいいかも知れません。

 * * *

さて、今回は「ドライバーは必要?不要?」というテーマで書かせていただきましたが、少し振り返ると、

ちなみにドライバーの打ち方についてはドライバーの打ち方のコーナーにて色々とご紹介していますので、よかったらそちらを参照ください。

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