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スライスの直し方編

スライスの原因と右手、右肩、右肘について

スライスの8つの原因でご紹介した原因の1つ、今回は右手、右肩、右肘についてです。

右肩の位置についてはスライスの原因とアドレスの姿勢アドレスでは右肩を下げる。背骨の傾き(右に傾けること)についてにて詳しくご紹介していますので、よかったらそちらも参考になさってください。

目次

右手のグリップとスライスの原因

スライスの原因とウィークグリップでもご紹介しましたが、ウィークグリップがスライスの原因になっているケースは非常に多いです。

ですので、スライスが直らない場合は、まず、グリップの握り方を見直してみる必要があると思います。

スライスがよく出るという方の場合は、フックグリップで握ってみることがおすすめです。

フックグリップの握り方についてはフックグリップ(ストロンググリップ)の握り方にて詳しくご紹介していますので、よかったらそちらを参照ください。

ただ、フックグリップ、もしくは、スクウェアグリップにしているはずなのに、それでもまだスライスが出る・・というケースもあります。

この場合、色々な原因が考えられるのですが、その1つは右手のグリップの握り方です。

左手のグリップは、例えば、上記の記事でもご紹介しましたが、左手のこぶしの山が3個、または3個半見えるように握る・・とういことができていても・・

右手のグリップがまだウィークグリップのまま・・というケースもよくあります。

この場合、右手もフックグリップで握ってみることで、スライスが改善することもあります。

右手のグリップですが、左手をフックグリップで握る場合(左のこぶしの山が3個か3個半見えるように握る場合)、右手の人差し指と親指でできるV字は右肩かそれよりも少し右を指すようにします。

右手の人差し指と親指の間でできるV字(↓)


写真はわかりやすく写すために手を上げて撮影していますが、実際は構えて、さぁ、ボールを打つぞ・・という時に、右手を見て、上の写真のV字を確認してみてください。

この右手の人差し指と親指の間でできるV字が右肩の辺り、もしくはそれよりも若干右を指すように握ります。

右手をかぶせるように握ってしまうと、このV字があごを向いてしまったりしますが、その形だと、スイングの早い段階でフェースが開きやすくなります。

右手は上からかぶせるように握るというよりは、グリップの真横、または場合によっては下から握ってゆくような意識にすると、うまくフックグリップで握れるかも知れません。

右手の平を意識してダウンスイングをしてみる

今後は、スイング中の右手についてです。

スライスが直らないという方の中には、インパクトでフェースをスクウェア(ターゲットと直角)にしようと意識されていたり、または、フェースをターゲットに向けるようにして、 そのままヘッドをターゲット方向に振り抜こうとされている方もいらっしゃいます。

ただ、特に後者の、フェースをターゲットに向けるようにして、 そのままヘッドをターゲット方向に振り抜く・・ということをすると、恐らく、かなりの確率でスライスが出てしまうと思います。

プロのスイングを見てみるとわかりますが、インパクトの直後にフェースはビックリするほど閉じているケースが多いです。

また、インパクトでフェースをスクウェア(ターゲットと直角)にしようと意識するとスライスが出てしまう・・という方も多いです。

その場合は、スクウェアに当てる・・というよりは、フェースを閉じながらボールを打ってゆく意識にすると、結果的に、インパクトでフェースがスクウェアになりやすいと思います。

フェースが閉じながらボールを打つ・・ということを実践する方法ですが、右手の平を意識してみるのも1つの方法かなと思います

具体的には、ダウンスイングに入ったら、右手の平が地面の方向を向いて下りてくる意識でスイングしてみます。(実際にその意識でボールを打っていただいてもいいですし、素振りをしてみるだけでも結構です)

そして、インパクトでは、その右手の平が地面を向いている意識にします。

インパクトの後もその右手の平が地面を向き続けてゆく意識にします。

実際にこのようにスイングできた場合、ひどいフックボールが出ますが、スライスが直らない方の場合は、このような意識でもいいかと思います。

この意識でフックボールが出るようになったら、右手の平が地面を向く度合いと言いましょうか、右手の平の向きを調節していってもいいと思います。

右肩の位置とスライスの原因

スライスの原因とアドレスの姿勢でもご紹介しましたが、アドレスでの右肩の位置がスライスの原因になっていることもよくあります。

具体的には、右肩の位置が高すぎると・・スライスが出やすくなります。

少しおさらいになりますが、ゴルフでは右手が左手の下に来る分だけ、右肩も左肩よりも下がる形になります。(右利きの方の場合)

ところが、その右肩がしっかりと下がっていない形、右肩の位置を高くして構えてしまうと、インパクトでフェースが開きやすくなります。

何故、インパクトでフェースが開きやすくなるのか?ということについてはスライスの原因とアドレスの姿勢でご紹介しましたので、よかったらそちらを参照ください。

さて、右肩の位置が高すぎる理由ですが・・

グリップを握る際、右手は左手よりも下に来ます。

ということは、右肩は下げなければならないわけです。本来であれば。

ただ、右肩を十分に下げなくても、右手を左手よりも下に持ってくる方法があります。

それが、右肩を前(ボール方向)に出して、左肩を後ろに引く・・ということになります。

このように構えると、右肩を十分に下げずに・・右手を左手よりも下げることができます。

ただ、このやり方ですと、右肩が前に出ているわけですから、両肩の向きは左を向いてしまいます。

本来であれば、両肩を結んだラインは飛球線(ターゲットライン)と平行になるように構えなければいけません。(それが基本になります)

両肩を結んだラインがこれよりも左を向いている場合は、オープンに構えていることになりますが、そのように構えると、スイングの軌道はアウトサイド・インになりやすくなります。

スイングの軌道というのは、アドレスでの両肩の向きに大きな影響を受けるためです

そして、それがスライスの原因になってしまうこともあります。

こういったことを防ぐには、アドレスで右肩をしっかりと下げて構えてあげる必要があります。

この時、グリップを握ってから右肩を下げるのではなく、右肩を下げてから、グリップを握る・・という順番にすることがコツになります。

右肩の下げ方やそのポイントについては下記の記事にて詳しくご紹介していますので、よかったらそちらも参考になさってください。

アドレスでは右肩を下げる。背骨の傾き(右に傾けること)について

右肘とスライスについて

最後に右肘とスライスの関係についてです。

先ほどのように、右肩が前に出る形で構えてしまうと、右肘も前に出る形になりやすいです。

そのような形で構えると、ダウンスイングでもその位置に右肘が戻ってきやすく、スイングの軌道もアウトサイド・インになりやすくなります。

そのアウトサイド・インの軌道を直そうとして、無理やりインサイドから振ろうとしてしまうと、今度はフェースが開きやすくなります。

ですので、まず、右肘が体から離れ過ぎないように構えることが大切になってきます。

右手のグリップがウィークグリップだった場合は、右肘が体から離れやすくなりますし、右肩の位置が高すぎる場合も右肘は体から離れやすくなります。

また、右腕(肘)が前に出てしまうことが癖になっているような場合もあるかも知れません。

その場合は、アドレスで、右肘を少し後ろに引くような意識でもいいかも知れません。

その場合は、右肘を少し後ろに引く意識にしてから、グリップを握るようにします。

グリップを握ってから、右肘を後ろに引く・・という順番ですと、フェースが開いてしまいやすくなりますので。

ダウンスイングと右肘の位置

ダウンスイングで右肘が前(ボール方向)に出過ぎてしまうと、スイングの軌道もアウトサイド・インになってしまいやすくなります。

ですので、ダウンスイングでは右肘がボール方向に出ないようにすることもインサイド・インで振るには重要なポイントになってきます。

そのために、ダウンスイングでは、できるだけ長く右肘が右の腰の後ろにあるような意識で振ってみるのも1つの方法だと思います

そうすることで、右腕が前に突っ込んでしまうことも防ぐことができますし、より、インサイドからクラブを振りやすくなると思います。

ただ、そのためには先ほどもお伝えしましたが、アドレスでの右肘の位置がとても重要になってきます。

アドレスで右肘が前に出ているのに、ダウンスイングで前に出さないようにすると、クラブフェースが開きやすく、インサイドから振れたとしても、右に出て右に曲がるスライスが出やすくなります。

ですので、まず、アドレスで(右手のグリップを見直すことで、または、右肩をしっかりと下げて構えることで)右肘を必要以上に前に出さないようにした上で、ダウンスイングでの右肘の位置、動きに注目してみるといいかと思います。

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