ホーム > トラブル解決編 >
トラブル解決編

【ゴルフ】指が痛い!の3つの原因と対処法

こんにちは。ゴルフ総研の森です。

前回、左手の親指が痛い原因と対処法・対策についてでもお伝えしましたが、指の痛みはゴルファーの多くが経験する痛みの一つです。

今回は、指が痛くなる主な原因とその対処法をご紹介したいと思います。

関連記事

指が痛くなる3つの原因と対処法

さて、指が痛くなる原因ですが、主に3つのことが考えられます。

早速、その原因と対処法を見ていきましょう。

①はじめてすぐに指の痛みが出るのは自然なこと

1つ目の原因が、まだ慣れていないことです。

ゴルフをはじめてすぐに指(親指から小指まで。左右の手の指)が痛くなるのはよくあることで、ごく自然なことです。

この場合の指の痛みはボールを打つことに慣れていくことで自然となくなっていきます。

ゴルフをはじめて間もない頃はクラブを握ることにも慣れていませんし、またボールにもちゃんと当たりませんので、どうしても指や手が痛くなったりします。

この場合の対処法ですが、例えば練習場に行った時もいきなり沢山のボールを打とうとするのではなく、少しずつ球数を増やしていっていただくといいと思います。

最初は多くても50球程度でいいと思います

慣れてきて指や手が痛くなくなってきたら、少しずつ球数を増やしていってください。

ただ、練習では何球打てばいいか?打ちっぱなしでの球数は○○○球がいい!でもご紹介しましたが、それでも多くても100球程度を目安にしていただくといいと思います。

その理由については練習では何球打てばいいか?打ちっぱなしでの球数は○○○球がいい!でご紹介していますので、よかったらそちらをご覧ください。

②練習のしすぎ

2つ目の原因が、練習(もしくはプレー)のしすぎです。

練習やプレーのしすぎで指や手、もしくは肘を痛めてしまう方は大勢います。

間違ったことは全くしてなくても、単純にやりすぎてしまうだけで体には痛みが出るものです。

痛みというのはそういう意味では、やり過ぎだよっていうサイン、メッセージでもあるんですね。

この場合の対処法は痛みがなくなるまで休養をとることです。

また、再開する時は球数を多くても50球程度に留めていただくといいと思います。

その後に徐々に球数を増やしていきますが、最大でも100球程度に抑えていただくといいのかなと思います。

これは怪我を予防するためだけではなく、他にも100球に抑えた方がいい理由があります。

その理由については練習では何球打てばいいか?打ちっぱなしでの球数は○○○球がいい!でご紹介していますので、よかったらそちらをご覧ください。

ゴルフが楽しくなってきた時に練習をストップするのは本当に嫌なものですが、ただ、無理に続けるともっと長い間休まなければならなくなります。

それは本当にきついので・・痛みが出たタイミングで少し休んでみるってことが本当に大事です。

③グリップの握り方が間違っている

3つ目の原因が、グリップの握り方が間違っていること、グリップの握り方が自分に合っていないことです。

これが僕は指や手、肘を痛めてしまう最大の原因だと思っています

どういうことかと言うと、間違ったグリップの握り方をしていたり、自分に合わないグリップの握り方をしていると、インパクトで指や手、肘に過度の負担がかかってしまうんですね。

その結果、手や肘を痛めてしまう方が大勢います。

具体的には、ウィークグリップ、もしくは自分にとってウィークグリップで握っていると手や指、肘に負荷がかかりやすくなります。

ウィークグリップとは?

というのも、ウィークグリップで握っているとクラブフェースが開きやすく、その結果スイングの軌道がアウトサイド・インになりやすくなります。

このように振るとフェースを閉じることができるからです。

ただ、アウトサイド・インで振ろうとすると、クラブヘッドがインパクトでボールの上から入ってきやすく、極端に言うと、クラブを上から地面に向けてドン!と落とすような打ち方になるんですね。

アウトサイド・インで振っている方はコースに出た時にディボット跡が深くなる傾向があると思います。

これはヘッドを上から入れすぎている証拠なんですね。

ヘッドを上から入れすぎてしまうとインパクトでヘッドが地面にドン!とぶつかり、その衝撃は当然、手や指、肘に伝わってしまいます。

それを繰り返して、手や指、肘を痛めてしまう方が大勢いるんですね。

ただ、そうやってきた人にフックグリップで握っていただくと、本当にミラクルのように指や手、肘の痛みがなくなることがよくあります。

フックグリップとは?

これは何故かと言うと、フックグリップで握ると開いていたフェースが自然と閉じます。するとアウトサイド・インで振る必要がなくなってきます。

アウトサイド・インで振ることをやめて、インサイド・インで振るようになると、ヘッドの入射角も変わるんですね。

入射角・・・インパクトでヘッドがボールに対して、どの程度の角度で入ってきたかを示す数値、角度のこと

ヘッドがボールに対して緩やかな角度で入ってくるので、インパクトでもヘッドが地面にドン!と落ちるというよりは、地面をシュ!っとするような形になります。

緩やかな入射角でスイングしている方はディボット跡が浅いと思います。

これは言い換えると、インパクトで手や指、肘にかかる衝撃が少ない打ち方ということになります。

ですので、ウィークグリップで握っていた方がフックグリップに変えてみると怪我も激減したりするんですね。

もし、自分はウィークグリップで握っていて怪我が多いと感じた方はフックグリップを試していただく価値はあるのかなと思います。

また、先ほど自分にとってウィークグリップで握っていると書きましたが、中にはスクエアグリップで握っていても、先ほどご紹介したようなアウトサイド・インのスイングになってしまう方もいます。

その場合は、スイング中に恐らくフェースが開いていますので、やはり同じようにフックグリップを試していただくといいと思います。

フックグリップの握り方はフックグリップの握り方にて写真付きでご紹介していますので、よかったらそちらを参照ください。

また、これはどちらかというと、①にも当てはまりますがインターロッキンググリップで握っている場合は右手の小指、もしくは左手の人差し指が痛くなることがあります。

インターロッキンググリップの握り方。メリットとデメリットも

この場合は慣れてくると痛みもなくなっていくと思います。

もし、痛みがなくならない場合はインターロッキンググリップの握り方はそのままにして、フックグリップを試してみるといいと思います。(両手を少し右に回転させて握るということ)

それでも痛みが引かない場合はテンフィンガーグリップもおすすめです。

テンフィンガーグリップ(ベースボールグリップ)の握り方。本当のメリット、デメリットとは?

ということで、今回は指が痛くなる3つの原因とその対処法について色々と見てきました。

最後までお読みいただいて、ありがとうございました。

スコアが劇的に変わった人が実践したゴルフ理論とは
↑僕も実践してみました。その上達法やゴルフ理論の感想について書いてみました。一度ご覧になってみてください。