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トラブル解決編

ショートアイアンの引っ掛けの原因と直し方。2つのパターンとその矯正方法

引っ掛けについては、ドライバー・アイアンの引っ掛けの原因と直し方アウトサイド・インの軌道と8つの原因などでご紹介してきました。

今回は、その時のおさらいも含めて、ショートアイアンの引っ掛けについて、その原因や直し方をご紹介してゆきたいと思います。

また、ショートアイアンで引っ掛けが出るといっても、1)ショートアイアンだけ引っ掛けが出るケースと、2)他のクラブでも引っ掛けが出るケースがあると思いますが、今回はどちらのケースも見てゆきたいと思います。

それでは早速はじめましょう!

目次

ショートアイアンは引っ掛けが出やすいクラブ

ショートアイアンというのは、ある意味引っ掛けが出やすいクラブだと思います。

ショートアイアンの場合は、打ち込んでも(大げさに言うと、上からヘッドを叩き下ろすような打ち方でも)飛距離が出ます。

むしろ、そういう打ち方の方が当たりがよくなったり、飛ぶことも多いです。

長いクラブになるとそうはいかないわけで、上から打ち込むような打ち方だと、かえって飛ばなくなります。

ショートアイアンの場合は、そういう打ち方でも飛ぶので、上から打ち込みたくなるのですが、ただ、上からヘッドを振り下ろしてゆくような打ち方だと、どうしてもクラブヘッドが飛球線の外側から入ってくるアウトサイド・インの軌道になりやすくなります。

ショートアイアンの場合は、そのアウトサイド・インの軌道の方がかえって飛ぶ、当たりがよくなることもあるのですが、ただ、その軌道だと、どうしても引っ掛けが出やすくなります。

また、その軌道だとショートアイアンは打てても長いクラブは打てなくなってしまうケースも多いです。

もっとも、引っ掛けが出る理由は他にもあるのですが(次にご紹介します)、ショートアイアンで引っ掛けが出るのは、そういったショートアイアンの特徴が関係しているのかも知れません。

ショートアイアンの引っ掛けの直し方

さて、ショートアイアンの引っ掛けの直し方ですが、2つのパターンがあると思います。

まずはショートアイアンだけ引っ掛けが出る場合について見てゆきたいと思います。

1)ショートアイアンだけ引っ掛けが出る場合

他のクラブはそれほどでもないけど、ショートアイアンになると特に引っ掛けが出るというケースについて、その原因と直し方を見てゆきたいと思います。

①ボールの位置

ボールの位置が左過ぎることが引っ掛けの原因となっているケースはとても多いです。

ショートアイアンの場合、スタンスの中央にボールを置くのが1つの基準になります。

ですので、これよりも左にボールを置いている方は、ボールをスタンスの中央に置いてみてください。

これだけで引っ掛けが改善するケースもあります。

また、ショートアイアンは一般的には8番アイアン以下を指す場合が多いですが、8番アイアンに関してはスタンス中央から、ボール1個分程度左に置いていただいても構いません。

②打ち込もうとすると引っ掛けが出やすい

先ほども書かせていただきましたが、打ち込もうとすると、または大袈裟に言うと上から叩きつけるようなスイングだと引っ掛けが出やすくなります。

ショートアインの場合はその打ち方の方がインパクトでロフトが立つことで、当たりが良くなったり、飛ぶことが多いと思います。

ただ、その打ち方だと引っ掛けが出やすく、また、ショートアイアンはよくても、長いクラブになると、途端に飛距離が落ちてしまうことがあります。

ですので、もし、そういった上から叩きつけるようなスイングになっているかも知れないと思われた場合は、ショートアイアンであっても、横からボールを払い打つような意識で打っていただいてもいいかと思います。

ボールを横から払い打つ意識にすると、引っ掛けが修正されやすい。

その意識でもボールの位置がスタンスの真ん中にあることで、緩やかなダウンブロー※になりやすいと思います。

※ダウンブローとは、ヘッドが最下点に到達する前にボールを打つこと。

また、横からボールを払い打とうとしてみると、スイングの軌道もインサイド・インになりやすくなり、長いクラブを打つ際は特に有利になります。(ボールを芯でとらえやすくなります)

③オープンスタンスで打っている人は

ショートアイアンの場合は小さなスイングになりやすいので、場合によっては、オープンスタンスで打つことをすすめるレッスンプロもいるかも知れません。

その構え方で問題はないのですが、もし、引っ掛けがよく出るような場合は、オープンスタンスではなく、スクウェアスタンスで構えていただいてもいいと思います。

下の図のように、目標ラインに対して、両足を結んだラインが平行になるように構える。(スクウェアスタンスで構える)

④他のクラブはスライスが出る場合

ショートアイアンは引っ掛けが多く、他のクラブはスライスが出る・・というケースもあるかと思います。

この理由ですが、ショートアイアンの場合は、ロフト角が大きく、ミドルアイアンやフェアウェイウッドなどに比べると、バックスピンがかかりやすいクラブです。

スライススピンがかかるようなスイングをしていても、バックスピンがかかることで、そのスライススピンを打ち消してくれるので、ショートアイアンは必然的にスライスよりも引っ掛けが出やすくなります

ミドルアイアン以上になると、ロフト角が少なくなってきて、その分、サイドスピンが目立つようになるので、ショートアイアンに比べて、スライスが出やすくなると思います。

ロフト角が少ないクラブになると、サイドスピンがかかりやすくボールは曲がりやすい。

2)他のクラブでも引っ掛けが出る場合

ここからは他のクラブでも引っ掛けが出る場合の原因と直し方について見てゆきたいと思います。

①ウィークグリップ

他のクラブでも引っ掛けが出る場合ですが、まず最初にグリップの握り方をチェックしていただいてもいいと思います。

具体的には、ウィークグリップだと、引っ掛けが出やすくなります。特にショートアイアンの場合はそうです。他のクラブだと、先ほどご紹介したような理由からスライスも多くなってきます。

この場合は、グリップをスクウェアグリップフックグリップに変えることで、引っ掛けが自然と直ることもあります。

ショートアイアンで引っ掛けが出るという方の場合は、まずはフックグリップにしてみることがおすすめです。

フックグリップの握り方については下記にて写真付きでご紹介しています。

フックグリップ(ストロンググリップ)の握り方

②両手の位置

アドレスで構えた際の両手の位置も引っ掛けの原因になります。

具体的には、両手が例えば、ズボンのジッパーの前に来ていると、ハンドレイト※の形になり、引っ掛けが出やすくなります。

※ハンドレイトとは、アドレスをした際に、両手がクラブヘッドよりも後ろ(ターゲットと反対方向)にあることを言います。

この場合は、両手の位置をもっと前(ターゲット寄り)にしていただくと、引っ掛けが改善して、ボールはもっとターゲット方向に飛び出しやすくなります。

具体的には、構える際、両手が左足太もも内側の前に来るようにします。その位置だとハンドファースト※になりやすく、引っ掛けも改善すると思います。

※ハンドファーストとは、アドレスをした際、両手(グリップ)がクラブヘッドよりも前(ターゲット寄り)にあることを言います。

③バックスイングの仕方

ショートアイアン以外のクラブでも引っ掛け、またはスライスが出るような場合ですが、バックスイングの仕方も関係しているかも知れません。

バックスイングでは、体を回転させてゆきますが、中には、右に回転せずにスライドしてしまっている方もいらっしゃいます。

バックスイングで回転せずに右にスライドすると(右に体が流れると)、ダウンスイングに入った時、クラブヘッドが飛球線の外側から下りてきやすくなります。

すると、引っ掛けやスライスが出やすくなります。

特に飛距離不足を感じている方は、バックスイングで回転しているかどうか、スライドしていないかどうかを確認していただいてもいいかも知れません。

もしスライドしてしまっている場合ですが、ゴルフスイングの軸がそこに関係していることがあります。

これについてはゴルフスイングの軸についてをご覧いただければ幸いです。

最後まで記事をお読みいただいて、ありがとうございました。

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