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トラブル解決編

ドライバーが打てない7つの原因。ドライバーが当たらないのはなぜ?

ドライバーが打てない、当たらない。

そんなこともあるかも知れません。

ドライバーは、シャフトが長く、ロフト角が最も少ないクラブで、打つのが一番難しいクラブでもあります。

ドライバーが当たらない、思うように打てない場合ですが、ドライバーだけが打てないのか?それとも他のクラブも思うように打てないかで、原因ですとか、見直すべき箇所が違ってくると思います。

もし、ドライバー以外のクラブも思うように打てない場合は、まずは、グリップやアドレスの姿勢から見直してゆくのが一番の近道になると思います。

ゴルフの場合、ミスショットの原因の8割程度は、クラブを振る前の段階、つまり、アドレスの段階にあるといっても過言ではないと思います。

いずれにしてもその場合、グリップや構え方についてはゴルフ基礎編にて色々とご紹介していますので、よかったらそちらを参照ください。

今回は他のクラブはそれなりに打てるのに、ドライバーだけがとにかく打てない、思うように当たらないという場合の原因やその直し方についてご紹介してゆきたいと思います。

ドライバーだけが打てないという場合、ドライバー特有の理由、原因などを考えてみる必要があるように思いますので、今回はそういったところにも注目してゆきたいと思います。

それでは早速、その原因について見てゆきましょう。

1)ボールの位置とドライバーの打ち方

特殊なケースを除いて、ドライバーは最もボールを左に置いて(右利きの方の場合)打つクラブになると思います。

そのドライバーのボールの位置ですが、基本としては、左足かかとの線上が1つの目安になります。

ドライバーのボールの位置は左足かかと線上がいい?プロはどこに置いている?

これはアイアンに比べると、かなり左に置く形になりますが、ドライバーの場合は、ボールを横から払い打つか、または若干、アッパーブローで(ヘッドが最下点を少し過ぎて上昇している時に)ボールを打つため、このように随分と左にボールを置くのが一般的です。

ですので、まずは、この位置でドライバーを打ってみるというのが1つ目のポイントになるかと思います。

もし、この位置で思うように打てない場合ですが、人によっては、左足かかと線上よりもボールを右に置いた方が打ちやすいと感じる人もいます。

プロでも、かかと線上に置く人もいれば、それよりももっと右にボールを置く人もいます。

ボールの位置:ドライバーからサンドウェッジまででもご紹介しましたが、自分にとって正しいボールの位置というのは、人によって違ってくることがあります。

ですので、左足かかと線上に置いてみて、思うように打てない、芯に当たらないと感じた場合は、その位置から、ボール半個づつ右にずらしながら、ショットを実際に打ってみるのもおすすめです。

特にドローボールを持ち球にしている人の場合は、左足かかとよりも右にボールを置いた方が芯で打ちやすくなります。

また、先ほど、若干アッパーブローで打つと書かせていただきましたが、人によってはアッパーブローだと思うように打てないと感じる方もいます。

その場合は、アッパーブローではなくて、ボールを横から払い打つようにしてみるといいかも知れませんし、そのためには、ボールは左足かかと線上よりも少し右に置いてみた方が打ちやすいということもあるかも知れません。

プロの中には、ドライバーでも若干ダウンブローの意識で打った方がいいと考える人も(多くはありませんが中にはそういうプロも)いる位ですので、アッパーブローにこだわる必要はないかと思いますし、横から払い打つという方法でも全く問題はありませんので。

スライスが出る。つかまったボールが打てない場合

スライスが多いという方の場合、右に打たないためにボールをどんどん左に置きたくなることもあるかと思います。

ただ、このやり方だと引っ掛けが出るようになることがあります。

すると、多くの方は右を向くようになります。ボールを真っすぐに飛ばすために、です。

ただ、これは実際は右を向いて真っすぐに打っているので、引っ掛けになります。

この打ち方だと、ドローボールが打てなかったり、ヘッドスピードに見合った飛距離がでなかったりすることがあります。

この場合は、まずはボールを左に置きすぎるのをやめて、むしろ、左足かかとよりも少し右に置くようにしてみるといいかも知れません。

そうすると、一時的にスライスが悪化することがありますが、それでも構いません。

これまで、もし右を向いて引っ掛けを打っていた場合、アドレスの方向を修正して、ボールを左足かかとよりもボール半個から1個程度右に置くと、恐らくプッシュアウト系のショットが出始めると思います。

その時、同時にグリップを(フックグリップにするなど)見直してゆくといいかと思います。

そのようにして、ボールの位置とグリップを同時に見直してゆくことで、つかまったボールが打てるようになってゆくことも多いです。

フックグリップ(ストロンググリップ)の握り方とは?

※このページ内でご紹介した記事については、このページ下部の関連記事の覧にまとめておきます。

2)両手(グリップ)の位置

ボールの位置と同時に大事になってくるのが構えた時の両手(グリップ)の位置になります。

両手の位置ですが、ドライバーが当たらないと感じた場合やつかまったボールが打てないと感じた場合は、左足太ももの内側の前に両手が来るようにしてみてください。

スライスがよく出る方の場合、この両手がズボンのジッパーの前に来ていることが多いですが、その形だとスイング中にフェースが開きやすくなりますので、注意してください。

両手を左足太もも内側の前に持ってくる際ですが、①両手をその位置に持ってきてから、②グリップを握り直すのがポイントになります

この両手の位置を修正するだけで、ショットやインパクトの感触が改善することもありますが、それだけ重要なポイントになります。

アドレス時のグリップ(両手)の正しい位置とは?

3)ティーアップの高さ

ティーアップの高さは、図解!ドライバーのティーアップの高さとその基準にてご紹介しましたが、ドライバーの場合は他のクラブよりも高めにティーアップして打つことが多いクラブです。

そのティーアップの仕方、またはティーアップした後のヘッドの構え方が、ドライバーだけが打てない原因になっている・・というケースもあります。

さて、ティーアップの仕方ですが、基準としては、ボールの1/2がヘッドから出る高さが1つの目安になります。

まずはその高さでショットを打ってみます。

ただ、これも「これが正解です」というものはなく、人によっては、それよりも高めのティーアップの方がよく当たると感じる人もいます。

それよりも高め、例えば、ボールの3/4などがヘッドから出ている高めのティーアップの方が飛ぶという人も多いです。

ですので、そういった高めのティーアップも練習場で試してみてもいいかも知れません。

このような高めのティーアップにする場合は1つ、注意点がありまして、それは何かというと、ヘッドを地面から浮かせて、ボールの真後ろ、またはそれよりも若干下にヘッドが来るようにして構えるということになります。

この高さでティーアップする場合、ドライバーをソールして(地面に置いて)構えると、テンプラが出たり、フェースのヒール寄りに当たりやすくなります。

ドライバーのヘッドを浮かせて構える(ソールしない)方法

また、反対にボールの1/2がヘッドから出る基準の高さよりも低めのティーアップの方が当たる、飛ぶという人も中にはいます。

低めのティーアップとは、例えば、ボールの1/4程度がヘッドから出ているような高さのティーアップです。

この高さの方が芯に当たると感じる人であったり、この高さが一番飛ぶと感じる人も中にはいますので、場合によっては低めのティーアップも試してみてもいいかも知れません。

ただし、一般的には低めよりも高めのティーアップの方が打ちやすい、思うように打てると感じる人の方が多いかと思います。

4)ヘッドの置き方

アドレスでの、ドライバーヘッドの置き方も芯に当たる当たらないに関係してくることが多々あります。

ドライバーの場合、ヘッドをソールして(地面に置いて)構えるのが一般的です。

ただ、先ほどのようにボールの3/4などがヘッドから出る高めのティーアップにする場合は、ヘッドを地面に置くのではなく、地面から浮かせて、ボールの高さに合わせて構えた方が芯に当たりやすくなるかと思います。

また、ボールの1/2がヘッドから出る高さのティーアップであっても、ヘッドを浮かせて構えた方が芯に当たると感じる人もいますので、そういった構え方も試してみてもいいかも知れません。

また、これは別の機会に詳しくご紹介したいと思いますが、ヘッドを少し右に置いて構えた方が芯に当たる、ボールがつかまる場合もあります。

これはどういうことかというと、ドライバーを構える際、ヘッドは下記の図のようにボールに当たらない程度にボールに近づけて構えるのが一般的だと思います。

ヘッドを右に置いて構える際ですが、その位置よりもヘッド1個分、右にヘッドを置いて構えます。

こんな感じです。

つまり、ボールからヘッドを少し離して構える形になります。

この時、ヘッドを置く位置は変えますが、両手の位置は左足太もも内側の前から動かしません。

そのように構えると、シャフトがターゲット方向に傾き、ハンドファーストの形になると思います。


ハンドファーストとは、アドレスをした際、両手(グリップ)がクラブヘッドよりも前(ターゲット寄り)にあることを言います。

この時、シャフトをターゲットに傾けた状態でグリップし直すと(フックグリップで握るのと同じような効果があり)、ショットが改善されるというケースもあります。

もし、ドライバーでスライスばかりが出て、つかまったボールが打てないと感じている方はそういった方法も試してみてもいいかも知れません。

また、ややアッパーブローで打つ方の場合もこの形を試してみる価値はあるかも知れません。

5)スタンス幅

ドライバーのスタンス幅ですが、以前にアマチュアゴルファーを対象にした実験が行われています。

その実験の結果では、スタンス幅をいつもよりも5センチ狭くすると、ヘッドスピード、飛距離共にアップする・・・という結果になっています。

スタンス幅 ヘッドスピード 飛距離
いつも通り
5センチ広く 落ちる 落ちる
5センチ狭く 上がる 伸びる

もっとも、これは1つの実験結果で、全員が全員そうなるとは限りません。

中には、広めのスタンスが合う方もいます。

ただ、スタンス幅を変えるだけでもスイングが改善されることもあります。

尚、スタンス幅については下記にてより詳しくご紹介していますので、よかったらそちらを参照ください。

ドライバーはスタンス幅が広い方がいいか?狭い方がいいか?

6)体重配分

体重配分も注意してみてもいいかも知れません。

以前にもご紹介しましたが、ドライバーの場合、アドレスで左右均等に体重をかける方法以外に、右足にやや多めに体重をかけて構えるという方法もあります。

この場合、体重のかけ方ですが、左足4に対して、右足を6程度の意識にしてみます。

このやり方、右足に体重を少しだけ多めにかけることで、アッパーブローでボールを打てて飛ぶようになったり、体重移動がしやすくなったと感じる人もいます。

ただ、反対に右足に多めに体重をかけるとむしろうまく打てなくなると感じる人もいますので、できれば、どちらのやり方も試してみてもいいかと思います。

7)ドライバーそのものに原因があるケース

さて、ここまでは主に構え方・打ち方について見てきましたが、ドライバーが打てない、思うように当たらないという場合、ドライバーそのものに原因があるというケースも案外多くあります。

ドライバーの選び方についてはよくわかる!ドライバーの選び方。5つのステップで選ぼうでもご紹介しましたので、今回は要点を絞ってご紹介したいと思いますが、最初にチェックしたいのは下記のようなポイントになります。

①フェースの向き
②ロフト角
③ライ角
④ディープフェースとシャローフェース
⑤重心距離

①フェースの向き

フェースの向きですが、ドライバーの場合は、フックフェースと呼ばれるものも多くあります。

フックフェースのドライバーの場合、フェースが若干左を向いている形になります。

ゴルフをはじめる時、基本的として、フェースはターゲットに向けて構えるように教わることが多いかと思います。

ただ、フックフェースのドライバーの場合はそうではなく、フェースを左に向けて構えておくのが正解になります。(特殊なケースを除いて、そのようにデザインされているクラブが多いです)

ドライバーがうまく打てない場合、このフックフェースのドライバーが合わないというケースもありますし、(フックフェースのドライバーの)構え方を間違えているケースもあります。

フックフェースのドライバーについては下記にてより詳しくご紹介していますので、よかったらそちらを参照ください。

フックフェースのドライバーの構え方、打ち方とは

②ロフト角

ドライバーのロフト角も芯に当たる、当たらないに大きく関係してくることがあります。

基本的には、ロフト角が大きめのドライバーの方が芯で打ちやすくなります。

ただ、ロフト角と一口に言っても、ロフト角には実は2つの表示方法があります。

1つは表示ロフト(オリジナルロフト)。

下記の図は表示ロフトになります。

もう1つはリアルロフト。

詳しい説明は今回は省きますが、表示ロフトの場合、実際のロフト角よりも少なめにロフト角が表記されてしまうことがあります。

正確なロフトはリアルロフトを見ればわかるのですが、メーカーによっては表示ロフトでロフト角が表記されているものもあります。

リアルロフトとオリジナルロフト、表示ロフトの違い

例えば、以前使っていたドライバーが10度だったから、新しいドライバーも10度を選んだら、そのクラブが全く当たらない・・・ということがあったとします。

この場合、例えば、以前のドライバーが表示ロフトで表記されていて、実際は12度のドライバーだった。

だけど、新しいドライバーはリアルロフトで表記されていて、10度。

この場合、新しいドライバーが思うように打てないのは、ロフト角が原因・・・なんてこともあるかも、知れません。

③ライ角

ライ角とは下記の図で示す角度になります。

アイアンの場合はこのライ角がとても重要であると言われますが、ティーアップしたボールを打つ(インパクトの瞬間に地面にソールがアイアンのようにはつかない)ドライバーの場合、ライ角はあまり関係ないと指摘されることもあります。

ただ、日本のゴルフメーカー、フォーティーンの創設者、竹林隆光さんは以前、ドライバーのライ角も重要であると語られています。

実際に、ライ角の違うドライバーを打ち比べてみると、ライ角によってボールのつかまりが違ってくることに気づきます。

もし、ボールのつかまりが悪いと感じている場合ですが、この場合はライ角が市販されているドライバの中でも大きめのものを選んでみても(試打してみても)いいかも知れません。

ライ角を大きくしただけで、つかまりが大きく改善するケースも多々ありますので。

④ディープフェースとシャローフェース

ドライバーにもディープフェースと呼ばれるタイプとシャロ―フェースと呼ばれるタイプがあります。

これも人にもよりますし、持ち球にもよるのですが、一般的には、ディープフェースのドライバーの方がボールが上がりにくくなります。

一方、シャローフェースのドライバーはボールが上がりやすく、また、フェース上下のミスが多い方にとっては芯に当たりやすいと思います。

その辺もチェックしてみてもいいかと思います。

⑤重心距離

最後はドライバーの重心距離です。

重心距離とは、重心の位置からシャフトまでの距離を言います。

この距離が短いとヘッドがインパクトで返りやすくなります。反対にこの距離が長いとヘッドは返り難くなります。

例えば、洋梨状のヘッドでフェースが面長に見えるドライバーは重心距離が長く、ヘッドが返り難い傾向にあります。

ですので、もし、つかまりが悪いと感じている方は、重心距離が短めのドライバーを選んでみてもいいかも知れません。

スコアが劇的に変わった人が実践したゴルフ理論とは
↑僕も実践してみました。その上達法やゴルフ理論の感想について書いてみました。一度ご覧になってみてください。